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スケールが大きく天衣無縫── ピアニスト江崎萌子を紐解く【音楽のQ&A】

スケールが大きく天衣無縫── ピアニスト江崎萌子を紐解く【音楽のQ&A】

現在はライプツィヒを中心に活躍中のピアニスト江崎萌子さん。
常にグローバルな環境に身を置いていたせいか、スケールが大きく軽妙洒脱。


そんなどこか日本人離れした雰囲気を持つ彼女から、
その人間的な魅力が溢れる音楽の秘密に迫ります。

 

 

 

 

 

グローバルなバックグランドが生み出した自主性と独自な感性

 



スタッフ江崎さんとお話ししていると、良い意味で日本人離れをしているというか…
とてもグローバルなイメージがあるのですが、バックグランドを是非お伺いしたいです!

江崎父の転勤で、生まれてすぐからヨルダンで育ちました。4歳で帰国してピアノを習い始めました。そして中学までは女子校に通い、高校から桐朋の音楽高校へ進学して19歳の時にパリに留学したので、確かに海外での経験は長いかもしれません。
6年間過ごしたパリを昨年離れ、今年の1月からドイツのライプツィヒで勉強しています。日本へ帰ることも一旦は考えたのですが…。


スタッフライプツィヒというとパリとは真逆というか…
とても古い街という印象を持ちますが、またなぜライプツィヒに移動されたんですか?

江崎パリ国立高等音楽院の修士課程が終わりに近付き、今後のことを考えるタイミングでした。パリという街はとてもアクティブなところだし、音楽でも人間的な面でもとにかく多くの刺激を受けました。ただ、そこで得たイマジネーションや経験を直接音楽にコネクトできるよう腰を据えて勉強し続けるには、パリは私にとって魅力的で流動的すぎるという感覚がありました。もう少し落ち着いて自分の問題に取り組む時間と場所が欲しいと。
もともとドイツ音楽が好きだったというのもあり今度はドイツ語圏に行けたらと探していたところ、今の先生に出会い、街の雰囲気も気に入ったのでライプツィヒに決めました。

 

 

 

 

 

自分の直感を信じて進んだ音楽への道


──クラシック音楽を始めたきっかけはなんですか?




江崎一番最初は知人に紹介していただいた街のピアノの先生に習っていたのがきっかけでしたね!小さい頃はたくさん習い事をしていたので、当時はただ習い事の一つという感じでした。

スタッフご両親は音楽が好きな方だったのですか?
父は音楽好きですが… 母は体育会系です。

スタッフそうなんですね!
音楽を志したのはいつ頃からだったのでしょうか?

江崎本当の意味で自発的に音楽を求めたのは音楽高校に入ってからだと思います。それまでは女子校ということもあり、少し閉ざされた世界で育っていたので…。

スタッフなるほど。それから日本の音大に進学せずに、
パリに留学しようと思ったのはなぜですか?

江崎そうですね。桐朋の音楽高校はある意味すでに大学のような自由な雰囲気で、のびのびと学ばせていただきました。そして今度はもっと様々な価値観のある厳しい環境に身を投じたいという思いが芽生えてきました。
それから上田晴子先生と出会い、続いてフランスで師匠フランク・ブラレイ氏に出会ったのが大きなきっかけとなりましたね。

スタッフそれでも日本での江崎さんといえば、
高校生で日本音楽コンクール本選で入選されて活躍されているというイメージでしたけどね!

江崎そのコンクールで明らかに自分の実力不足がわかったということもあります。

 

 

 

 

"萌子さん"のルーツ



スタッフすぐにパリに留学しようと思えるような柔軟性や視野の広さを持っていたのは、
幼少期にヨルダンで生活していたという影響があるのでしょうか?

江崎うーん、意識はしていないですけど潜在的な部分ではあるのかもしれません。
ちなみに"萌子"という名前のルーツですが、私は1993年7月生まれで、その年の夏イスラエルとパレスチナのトップ同士が握手をして中東和平の「きざし」が見えたんですね。そのきざし、萌しという文字が「萌」の由来になっています。

スタッフ:"萌子さん"のルーツ、素敵です。
そんな素敵な名前の子が、どんな子供だったのか気になりますね!

江崎小学生の時に書いた抱負みたいなものをたまたま見つけたので、持ってきたのですが…今考えると、なんとも大きなことを言ったなあと…。

スタッフえー!見たいです!

江崎:「世界平和のために奔走するにはあまりにも無力である。
それでも何かの役に立ちたい。
音楽で何かを表現する夢のようなコンサートができるのであれば、
あのエルサレムの嘆きの壁の神殿で人間愛を歌ったベートーヴェンを演奏しよう」

 

 

スタッフ:すばらしい〜〜〜!

江崎これは非公開で…(汗)

スタッフいや〜これは公開したいですよ!
小学生にしては大局観というか…視野が広すぎるのに驚きです。
江崎さんのピアノってスケールの大きさが魅力だなぁと感じていたのですが、なぜだろうと考えた時に根本的な考え方というか、器の広さが現れているからなんだなぁとわかりました。
それでいて一つ一つの音はとても自然で磨きがかかっているので、
不思議な魅力を感じずにはいられないピアノだなぁと思ったんですよね。
ご自身では何か思い当たる節というか、ご自身のピアノをどう思われていますか?

江崎自分ではなんともわからないですね…。


スタッフそうですよ!表面的にどんなに取り繕っていても、
その人の人間性が音楽をとおして現れてしまうのが音楽ですよね。
そういう意味では「文は人なり」と同様「演奏は人なり」だと最近思います。

江崎それは本当にそう思います。

スタッフピアノを弾くときに何を一番大事にしていますか?

江崎:話すこと、語ることですかね。聴いてくださる方と音楽を通してコミュニケーションすること。私が曲から受けて再現したいと思った感動を、お客様と共有したいと思います。

そして聴いてくださった方にとって、聴く前と後とでは何かしら世界の見える景色が違っている、少し違う場所に立っている、そんな瞬間を残せればいいなと思います。

スタッフなるほど、共有することを大切にされているということですか。

どうしても演奏することって自分のほうにベクトルが向きがちな気がします。

江崎これはパリの先生の影響もあると思います。
レッスンで先生が演奏してみせてくださるとき、彼が良いと思っているところがそのまま素直に聴こえて、それがとても美しく毎回感動していました。
自分が美しいと思っているところがそのまま聴き手にとっても美しいと聴こえる…当たり前なことのようですが、本当にかけがえのないことだと思います。

スタッフ江崎さんはピアノからもトークからもそれを大事にしていることが伝わりますよね。
何か取り繕った言葉でなく、本当にそう思っているというのがわかります。

 

 

 

 

ピアノを弾くこと=自分と向き合う



──江崎さんにとってピアノとは何ですか?




江崎個人的なことを言えば、一番自分がわかる場所、とでも言うのでしょうか。

江崎:ピアノと向き合っているときは、自分自身と向き合う時間でもあるような気がします。今の自分の状態が素直に現れるし、同時に自分がどうあるべきか、どうありたいかを教えてくれます。
現実世界でわたしたちはあらゆるものを選択し続けないといけません。もちろん外部からの刺激が沢山あることは良いことですが、ピアノはその前に自分がどうあるべきか教えてくれる存在というか…

 

 

スタッフなるほど、なんとなくわかります。
本当に伝わる演奏というのは説得力があり、その説得力というのは自分自身と向き合った結果なんだろうな、とふと思ったりします。
もしピアノがなかったらどうなっていたと思いますか?

江崎普通に楽しく生きていると思います!(即答)

スタッフうん、わかります(笑)

江崎ですよね(笑)
今の私が音楽を通して表現したい世界観や価値観を、もしかしたら別の手段を通して見つけようとしていたかもしれないです。その手段に出会えていなかったら、かなり表面的な人間になる危険性もありますね。

音楽が「これを見ないと、これを知っていないと」といつも問題提起をしてくれるので、それはとても尊いことだと思っています。

 

スタッフなるほど、自分が生涯を通して取り組むべきものを見つけられることほど幸せなことはないと思います。
ちなみに今回のプログラムは少し変わったプログラミングだなと思ったのですが、
江崎さんのクラシック音楽の遍歴を知りたくなりました!

江崎そんなに珍しくはないと思うのですが…
それこそ海外に出る前はスタンダートな曲を聴いていたし、取り組んでいました。ショパンとかベートーヴェンとか。パリに留学してからはコンサートや授業を通してバロック音楽や現代曲もすごく面白いなということに気付きましたね。また、説得力のある、何かしら意味のあるプログラミングをする大切さというのも学びました。

そしてやはりパリに住んでいると、フランスものの曲のイメージと街のイメージ・人々のイメージが合致して自然な発想を持てるようになり、その点でフランスものは私にとって大切な軸になったと思います。


一方でベートーヴェン、シューマンもドイツものも大好きです。

ロシアものは今はまだちょっと…という感じです(笑)

ベートーヴェンは後期のソナタなんかは本当に一生取り組んでいきたいと感じますし、シューマンは日本音楽コンクールの時にクライスレリアーナに取り組んだのをきっかけに、彼の中のいわゆる穏やかさと激しさの分裂というか・・・そんなものに惹かれ、私自身共感できる部分が多くてとても大切な作曲家です。

 

 

 

 

すべては二面性から成る



スタッフシューマンの分裂に共感するということは江崎さん自身、ご自分の二面性を自覚しているということですね、気になります!
差し支えのない範囲で良いので教えていただけますか?(笑)

江崎そうですね。誰しもそうだと思いますが、相反する二つのものの間で揺れる、どちらも真実として感じられるということは少なからずあると思います。

スタッフなるほど。誰しも自分の中で生じるギャップ括(二面性)であったり、世間とのギャップに悩みながら生きている部分はあるような気がします。
それは人間の本質でもあるのでしょうか。

 

 

スタッフ江崎さんは音楽をやっていて良かったこと、反対に苦しかったことは何かありますか?

江崎よかったことはもちろんたくさんあります!挙げだしたらキリがないですね(笑)
自分の人生経験だけでは得られなかったであろう感情の機微を知るとか・・・。苦しかったことは、まあ表現したいことに対してスキルがついてこなかったり、そもそも幼稚な表現しかできなかったり…そのギャップをコツコツ埋めていくのも勉強ですよね。

スタッフ一番悩んだことはなんですか?

江崎日本にいる時は、女性だから線が細い、音が細いみたいなことをよく言われていました。あとはよく弾けているけど、何かが足りないみたいな…。上品とか、育ちが良い感じ、という印象も強かったようです。それをどうにか脱却したいというのがありましたね。純粋に音楽ではなくてバックグランドから判断しているのではと思うときもありましたが(笑)

スタッフたしかに江崎さんのピアノって上品と言われれば納得できる部分もありますが、よく皆やりがちな目立ったことはやらないですよね?

江崎必要以上のことをやる必要はないと思っています。
不自然さに対する抵抗はかなりありますね。それは人間としても言えることですが。
それがパフォーマンスとして需要があって成り立っているのであれば良いと思いますけど、私はそういうタイプではないと思います。

 

 

 

 

人間力を磨く

 

スタッフ海外経験が長い江崎さんだからこそ聞きたいのですが、もし後輩に留学を進めるとしたら何かアドヴァイスはありますか?

江崎あえて言うのであれば、明確な目的を持っていくことでしょうか。そうでないとチャンスを逃さないためにアクティブに動くことはできないと思います。
あとはやはり言語の習得は大事ですね。言葉だけは本当にひとつでも多く話せた方がいいのではないかと思います。今年の夏にエリザベス・レオンスカヤ氏のマスタークラスを受けたのですが、そこで彼女がベートーヴェンにはドイツ語、バルトークにはハンガリー語というように言葉と音楽の密接な繋がりについて多く言及されていたのが印象的でした。

スタッフ今話している限りでも、人としての魅力がとても溢れている方だなと思うのですが、
自分を動物に例えるのであれば何だと思いますか?(笑)

江崎この質問は自分ではよくわからなかったので、前もって仲の良い友人に聞いてきたのですが…トラとウサギと言われました。
ウサギだと思って近付くと実はトラのような牙を持っていて、トラだと思って用心しているとウサギみたいに近付いてくる、だそうです。褒めていませんね(笑)

スタッフたしかに〜肝が座っていますもんね!

江崎どうなんでしょう。。

スタッフ江崎さん自身がご自分の良いと思うところというか、気に入っているところがあれば教えてください。

江崎:立ち直りが早いとか?結構ポジティブです。

あと実は周りを見ているというか…仲間想いなところはあるかもしれないです。

 







──日本のクラシック音楽の現状はどう思われますか?



江崎現時点で常にフォローしている状態ではないので正確にはわからないですが、
ただこうやって時々帰国している限りは、若手にとってやりやすい環境というのではないのかなとは思います。

スタッフどういった点でしょうか?

江崎海外で長く勉強を積んできた人がなかなか出にくいといいますか。もちろんこれは時間をかければ変わってくると思います。

また判断材料として一番わかりやすいコンクール歴というのも、日本では特に重要という印象を受けますね。


スタッフクラシック音楽ってすごく抽象的でわかりにくいものではあると思うのですが、
だからといってわかりやすく単純に売り出せば良いのかといったら、
矛盾というかちょっと疑問は感じます。
真剣に取り組んでいる人にとってはなぜだろう、という葛藤が私たち自身常にあります。

江崎ですからこういったサロンのコンセプトやミッションには共感できますし、そういう場所がどんどん認知されて伸びていってくれると嬉しいなと思います。
若いアーティストが自分のやりたいことを曲げてニーズに答えようとする風潮は、音楽以外でも疑問を感じますね。

スタッフそうですね。そういったことに気付いた人が問題提起していかないとと思います。

江崎私も海外で自分自身が納得の行く何かを掴んだら、日本で何かやりたいと思っています。でも今、海外に留学しながらもこういった演奏の場をいただけるのは恵まれていると感じます。

 

 

 

 

サロンでの音楽の語らい



スタッフ音楽について演奏すること以外のご関心は何かありますか?

江崎教育には関心があります。よく言われますが、やはり演奏するだけでは見えてこないことが教えると見えてきます。今はまだ教えることはほとんどないですが・・・。


スタッフ:クラシック音楽は誰かが伝え続けなければいけないような尊い文化だと思います。
是非、江崎さんのような人間的にも魅力のある方がどんどん伝えていって欲しいなと思います。
演奏家としては、今後取り組んでいきたいことや抱負は何かありますか?

江崎そうですね。例えばシューマン・ドビュッシーなど、一つの作曲家のレパートリーを集中的に掘り下げても良いなと思っているのと、あとは室内楽もすごく好きなので、デュオやトリオに長いスパンで取り組みたいという気持ちはあります。

スタッフ室内楽はなぜ長期的に取り組んでみたいと思われたのですか?

江崎ソロも言ってしまえば室内楽だと思いますし、私にとってソロと室内楽の隔たりはまったくないのですが…
室内楽は二人(以上)の人間がコミュニケーションするのがポイントだと思います。
私の根本に音楽で対話すること、語りあうことを大切にしていきたいという思いがあるので、そういった点が一致するのかもしれません。あとシンプルに室内楽は楽しい!純粋な喜びが大きいですね。

スタッフなるほど、サロンでの演奏会へのメッセージにもとても素敵なコメントを書いてくださっていましたね。
そしてソロと室内楽の隔たりがないというのは、とても共感できますし面白い考え方ですね!

 

 



──生涯を通じてもっとも取り組みたいと思う作曲家と作品を教えてください。


江崎ずっと弾いているだろうなという確信があるのはベートーヴェンです。
今最も取り組みたいのはシューマンですね。
そして将来的にバッハを本格的に勉強する時間はしっかり欲しいなと思っています。ライプツィヒはバッハの街ですし…。

スタッフシューマンは今回のプログラムにも組み込まれているので、楽しみですね!
個人的に、江崎萌子というピアニストが演奏する作品から感じられる哲学であったり、
発見に大変興味を抱かずにはいられません。

 

 

 

 

 

 

 (2019年5月28日美竹清花さろんにて収録。文責、見澤沙弥香)

 

 

 

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江崎萌子ピアノコンサート

2019年12月1日(日)  開演15:00
美竹清花さろん 

公演の詳細はこちらから
【完売御礼】
キャンセル待ちのみ受け付けしております。
お電話もしくはメールにてお申し込みくださいませ。
Tel:03-6452-6711
info@mitakesayaka.com

 

<当日プログラム>
バッハ:フランス組曲 第5番 BWV 816 ト長調
ドビュッシー:映像 第一集、第二集
シューマン:フモレスケ 作品20

 *プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

 

 

<プロフィール>

江崎 萌子(Moeko Ezaki)Piano
 
1993年生まれ。桐朋女子高等学校音楽科首席卒業後、パリ スコラ・カントルム音楽院、パリ国立高等音楽院にてテオドール・パラスキヴェスコ、フランク・ブラレイ、上田晴子の各氏に師事し、修士課程卒業。現在ライプツィヒ・メンデルスゾーン演劇音楽大学演奏家課程にてゲラルド・ファウト氏に師事する。またイヴリー・ギトリス、メナヘム・プレスラー、マリア・ジョアン・ピレシュ各氏の薫陶を受ける。
第58回全日本学生音楽コンクール東京大会第2位、第20回日本クラシック音楽コンクール全国大会第3位、第2回桐朋ピアノ・コンペティション第1位、第4回東京ピアノコンクール一般部門第2位、第80回日本音楽コンクールピアノ部門入選。2017年第26回エピナル国際ピアノコンクール(フランス)第4位、併せてオーケストラ賞、現代曲賞を受賞。
パリ フィルハーモニー大ホールにてパリ管弦楽団プレリュードコンサートのソリストを務めたのをはじめ、これまでに日本、フランス、ベルギー、ドイツ、オーストリア、イタリア、パキスタンにて演奏する。2017年福岡にて大山平一郎氏指揮、モーツァルト 二台のピアノのためのコンチェルトを上田晴子氏と共演したほか、東京交響楽団、Orchestre symphonique et lyrique de Nancy等と共演。CHANEL Pygmalion Days 2018アーティストとして、2018年東京にて全六回のソロリサイタルを行う。
室内楽にも積極的に取り組み、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2014第2位受賞、ラヴェルが晩年を過ごした地モンフォール・ラモリでのラヴェル音楽祭、Music Dialogueディスカバリーシリーズ、シャネル室内楽シリーズ等に出演する。2015年ウィーン交響楽団首席ヴィオラ奏者ヘルベルト・ミュラー、ヴァイオリニスト・指揮者のクリストフ・エーレンフェルナー各氏との共演を機に、2016年エーレンフェルナー氏に招かれウィーンにてアルバン・ベルク四重奏団のヴァレンティン・エルベン氏と共演する。