2月25日 15:00 〜 鐵百合奈サロンコンサート

イベント情報
演奏家 |
ピアノ ヴァイオリン チェロ ヴィオラ 鐵 百合奈 |
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開催時刻 | 2018年 02月 25日 (日) 開場 14:30 開始 15:00 |
お問合せ先 | 美竹清花さろん/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com | |
http://mitakesayaka.com/profile/11 |
シューマンはこんなに魅力的だったーー
鐵百合奈が誘うシューマンの世界
昨年の鐵百合奈さんの活躍は、まさに特筆に値するものでした。
日本音楽コンクール2位、岩谷賞(聴衆賞)、三宅賞、さらに執筆された論文(『「ソナタ形式」からの解放 ~ベートーヴェンの「第二主題」が投げ掛けるもの~』)では、柴田南雄音楽評論賞(本賞)を受賞されるというトリプル快挙でした。
お父様が若くして天国に旅立たれるなど、私的にも厳しい試練を経験され、鐵さんは大きく成長されました。
その姿はNHKでも、「若手ピアニスト頂上決戦 ~第86回日本音楽コンクール・ドキュメント~」として大きく採り上げられ、全国に放映され感動を呼びました。
わたしたちも心から鐵さんを応援し続けましたが、鐵さんはその期待に存分に応えてくださいました。
音楽は、人の心の内奥の美しさから湧現し、楽譜となって結晶し、さらに、すぐれた演奏家のハートに感応し、すばらしい演奏となって結実します。そうした演奏こそが、わたしたちを感動させてくれます。それによって、わたしたちの心は洗われ、神聖なる何かにめざめ、生きがいや働きがいにめざめることができます。
このように、作曲家・演奏家・聴衆を結びつけている音楽は、人の心の内奥の美しさに深くかかわっているといえます。
さて、鐵さんが当サロンに登場するのは三度目となります。1回目は、シューマンのピアノソナタ第3番ヘ短調 Op.14などで会場を沸かせ、2回目は、3大B(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)による重厚なピアノソロのプログラムによって深い感動に誘ってくださいました。そして3回目となる今回は、オール・シューマンを選び、しかもアンサンブルが中心という選曲になりました。
初めて聴くことになるような曲ばかりで、急いでYouTubeやら何やらで調べてみました。すると、決してメジャーではないものの、心に染み入るような、深く感じるような曲ばかりです。特に最後のピアノカルテット Es dur Op.47はすばらしい曲だと思いました。
ヴァイオリン宮本有里さん、ヴィオラ渡部咲耶さん、チェロ下斗米恒介さんは、それぞれ鐵さんの親しい学友であり、演奏仲間です。きっと、温かく調和したすばらしい演奏を披露してくださることでしょう。
シューマンをなぜ選ばれたのか、今までソリストとしてわたしたちを感動させてくださった鐵さんが、今回はなぜ親しい仲間とのアンサンブルを選んだのかーーその答えは今回の演奏に現れるはずです。ぜひとも、この演奏会に足をお運びください。(渡辺 公夫)
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
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