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吉見友貴ピアノリサイタル

誠に申し訳ございませんが、本公演は完売となりました。 なお、これ以降はキャンセル待ちのお受付のみさせていただきます。

吉見友貴ピアノリサイタル

イベント情報

演奏家 ピアノ
吉見 友貴
開催時刻 2021年 08月 11日 (水) 開場 18:30 開始 19:00
お問合せ先 美竹清花さろん/株式会社ILA
  03-6452-6711
  070-2168-8484
  info@mitakesayaka.com

当日プログラム

バッハ:パルティータ 第5番 ト長調 BWV 829
- J.S.Bach Partita No. 5 inG major, BWV 829

グリーグ:ホルベルク組曲 Op. 40より サラバンド
- Grieg Sarabande from Holberg Suite, Op. 40

フォーレ:シシリエンヌ Op. 78
- Faure Sicilienne Op. 78

スメタナ :ポルカ Op. 3-3
- Smetana Polka Op. 3-3

ドビュッシー :前奏曲集 第2集より ヴィーノの門
- Debussy La Puerta del Vino from Preludes 2

グラナドス:スペイン舞曲集 Op. 37より 第5曲 アンダルーサ
- Granados Andaluza Op. 37-5

ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op. 22 CT149
- Chopin Andante Spianato and Grand Polonaise Brillante, Op. 22

 

ベートーヴェン:7つのレントラー 第2曲 ニ長調 WoO. 11 
- Beethoven 7 Ländler in D major, WoO. 11

ショパン:ワルツ第5番 変イ長調 Op. 42
- Chopin Valse in A flat major, Op. 42

スクリャービン:ワルツ 変イ長調 Op. 38
- Scriabin Valse in A flat major, Op. 38

プロコフィエフ:子供のための音楽より ワルツ Op. 65 
- Prokofiev Valse for children, Op. 65

フォーレ:ヴァルス・カプリス 第1番 イ長調 Op. 30
- Faure Valse-caprice No.1, Op. 30

ドビュッシー:レントより遅く 変ト長調
- Debussy La plus que lente

リスト :4つの忘れられたワルツ S. 215 R. 37 第1番
- Liszt Valse oubliée, S. 215

ラヴェル:ラ・ヴァルス
- Ravel La valse

 

※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。


チケット情報

当日、現地払いでお願いいたします。

4,000円(会員・指定席あり)
4,500円(一般・全席自由席)
2,500円(学生・全席自由席)

※会員のご紹介はこちら
http://mitakesayaka.com/regular-member

 
 ★8Fラウンジにてウェルカムドリンクとお茶菓子をご用意しております。


エリザベート王妃国際コンクール、セミファイナリスト!
成長著しい若きタイガー、吉見友貴と巡るダンス紀行──

 久しぶりに聴いた良い意味での鳴らしっぷりのいい運動系ピアニスト、とでも言ったらよいのでしょうか。
小気味よく響くが決してうるさくはなく、清潔で凛とした、しかし決しておとなしく済ましているようなところはなく、思いきって鳴り響かせ、ある意味、大胆で、とてつもなく魅力的な演奏──
エリザベート王妃国際コンクール前にクローズドで行われたサロンコンサートでは、そんな爽快な気持ちの良い演奏を披露してくださった吉見友貴さんに、会場全体がどよめくような興奮と感動に包まれました。

 日本人の多くの演奏では、特にオーケストラなどでそうなのですが、どこか“ 侘び・寂び ”志向といったらよいのか、枯淡を好む日本人の精神性とでも表現したらよいのか、音楽が失われそうなスローテンポを好んでみたり、また、隅々まできれいに剪定された盆栽のようにきっちりとまとめる風と言ったらよいのか、それはそれで大変にすばらしい演奏なのですが、日本人の演奏には、どこか“ 日本的な美意識  ”のゆえか、物足りなさを感じることもあります。
しかし吉見友貴さんの演奏は、気迫に溢れ、祈りのような真剣さにも満たされ、まさに渾身の演奏というのはこのような演奏のことであると、そのお手本を示したような快演でした。

 日本音楽コンクールで優勝したときの演奏も聴いていますが、そのときの吉見友貴と今の吉見友貴とは違います。二回り以上もすばらしい成長を遂げていることを痛感しました。
今回のエリザーベト王妃国際コンクールでは、セミファイナリストにまで行きました(しかし個人的にはもっと上位でも妥当なのではと感じました)が、初の海外での本格的なコンクールに出演とは思えないほどの堂々たる演奏を、世界に届けてくださいました。

 そんな著しい成長を遂げる彼が今回挑む企画は、ダンス紀行!!
企画に至った経緯を、彼からメッセージをいただいたので、皆様にお届けします。

今回は普段のプログラムとは一風変わったプログラムをお届けします。"ダンス"は私自身も大好きなジャンルであると共に、サロンの親密な社交場としての雰囲気にピッタリなのではないかと感じております。前半は様々な国のダンスを、そして後半は、私が特に大好きな"ワルツ"で構成致しました。一緒に心踊る夜をお楽しみいただければと思います。」

 クラシック音楽において“舞踏”の歴史は無視することはできません。
ワルツひとつとっても、“踊る ”のみならず “聴く” 、 “観る”など、時代や地域によって異なる文化が形成されるとともに、様々なワルツが生み出されました。
南ドイツの民族舞踊であるレントラー(Ländler)をはじめ、舞踏会などの社交の場で用いられたワルツ王とも言われたヨハン・シュトラウス二世のオペラなどの華やかな薫りたつようなウィンナ・ワルツは、 “踊る” ことや “ 観る” ことをイメージされて描かれたことでしょう。また、ショパンのピアノのために描かれた数多くのワルツはどうでしょうか。パリの社交場において、まさに “聴く” ことに重きが置かれたワルツと言えるのではないでしょうか。この “聴く” ことに重きがおかれたワルツは、それ以降の作曲家に大きく影響を与えたことでしょう。

 さらに今回はワルツのみならず、バッハのパルティータやグラナドスのスペイン舞曲集などの舞曲や、チェコの民俗舞曲でもあるポルカなども取り入れられていて、非常に幅広く、面白いプログラムとなっています。
音楽を通じて、様々な国のダンスの特色の違いだけではなく、文化の違いも体験できる機会となることではないでしょうか。
卓越したリズム感と、大胆さを持ち合わせた若きタイガー、吉見友貴さんと巡る「ダンス紀行」に期待大です!

(美竹清花さろん)

 

<プロフィール>

吉見 友貴(YOSHIMI Yuki)Piano

2000年生まれ。高校2年在学中、第86回日本音楽コンクールで最年少優勝を果たす。2021年エリザベート王妃国際音楽コンクールセミファイナリスト。4th Manhattan International Music CompetitionにてSilver Medalを受賞。その他、安川加壽子記念コンクール第2位など多数のコンクールで入賞。2015年アリオン桐朋音楽賞受賞。
浜離宮朝日ホールやトッパンホールでリサイタルを開催する他、2019年にはCHANEL Pygmalion Days Artistに選出され、CHANEL NEXUS HALLにて全6回のリサイタルを行った。そして2020年12月には、日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会にてミシェル・ダルベルト氏の代役を務め、好評を博した。
これまでに東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、ワロニー王立室内管弦楽団等と共演。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、TBSラジオ「High school a GOGO!!」、Tokyo FM「ホンダスマイルミッション」等ラジオ出演も多数。
室内楽にも積極的に取り組み、CHANEL Pygmalion Days室内楽シリーズや、Music Dialogueに出演。そして、ニューヨーク・フィルハーモニックやフィルハーモニア管弦楽団など国内外主要オーケストラのメンバーで構成された、ヴェリタス弦楽四重奏団と共演している。
現在、ニューイングランド音楽院に奨学生として、そして桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに全額免除特待生として在学中。アレクサンダー・コルサンティア、上野久子、伊藤恵の各氏に師事。2019年度、2020年度ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。2020年度江崎スカラシップ奨学生。