安達真理&石上真由子デュオリサイタル[ソワレ18時]
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イベント情報
演奏家 |
ヴァイオリン ヴィオラ 安達 真理 石上 真由子 |
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開催時刻 | 2021年 09月 25日 (土) 開場 17:30 開始 18:00 |
お問合せ先 | 美竹清花さろん/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com |
当日プログラム
マルティヌー:3つのマドリガル (ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番) H.313
Martinu : Three Madrigals (Duo for violin and viola No. 1), H.313
ブルースタ:ヴィオラとヴァイオリンのための奇想曲
Brustad : Capricci for violin and viola
マルティヌー:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番 H.331
Martinu : Duo for violin and viola No. 2, H.331
※*のついている曲目はマチネ、ソワレで異なります。
※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。
チケット情報
当日、現地払いでお願いいたします。
※マチネをご予約いただいているお客様のうち、ソワレへご変更をご希望される場合にも
「【一般】ご予約はこちら」のボタンよりお申し込みをお願いいたします。
※マチネ・ソワレ両公演ともにご予約される場合には、恐れ入りますが、それぞれお申し込みをお願いいたします。
[マチネご予約フォームはこちら]
5,000円(一般・全席自由席)
4,500円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
→http://mitakesayaka.com/regular-member
マチネの詳細はこちら
デュオ・ヴィルトゥオーゾ
〜ヴァイオリニストの石上真由子とヴィオリストの安達真理が織りなす魅惑の二重奏曲たち「近頃リサイタルを開催させていただく折には、内容の“濃い”プログラムを提案し続けてきました。それは音楽家としての在り方を問い直したいからこそ、音楽の深淵な真髄をより皆さまと共有したいという想いからでした。今回お届けするのは、今大注目のヴァイオリニスト、石上真由子さんをお迎えしての、ヴァイオリンとヴィオラのデュオ・リサイタル。
弓と弦が擦れることで生まれる二つの楽器同士の、ある意味“原初的”ともいえる“エキサイトメント”を皆さまに体感していただきたいと思い、プログラムを考えました。溢れ返る情報に飲み込まれそうな現代だからこそ、“本能”であったり“直感”といったものが呼び覚まされる重要性を感じています。
初共演となる真由子さんですが、その卓越したセンスと知性に裏付けされた音楽性に、私自身とても惹かれています。個性と個性がぶつかり合う、たった二つの楽器だけの純粋な、目に見えない音の世界がどのように広がるのか、一緒にその高揚を感じていただけたら嬉しいです」と語る安達 真理氏。
美竹サロンではお馴染みになりつつあるヴィオリストですが、ヴィオラという楽器を愛してやまない彼女は、音楽に対しても仕事に対しても、決して謙虚な姿勢を忘れません。
そういった魅力ある人柄の彼女だからこそ、いつも自然に周囲に人が集まり、信頼が得られ、カリスマ的存在として一目置かれています。演奏面では、その表現力の豊かさ、幅広さ、本番に発揮されるインスピレーションの新鮮さに、毎回深い感動に浸ってしまうほどです。そんな彼女が今回共演する音楽家は、どこかエキゾチックな凛とした雰囲気が印象的なヴァイオリニスト、石上真由子氏です。
彼女のヴァイオリンをはじめて聴いたとき、その華やかな見た目の印象とは良い意味でかけ離れた、オーセンティックで統制のとれた知的な解釈に、好感を抱いたことをよく覚えています。彼女のカンの鋭さというのだろうか、その見事なバランス感覚によって、作品の新鮮さと繊細さを表す技には驚きです。彼女の場合は、そのキャリアにも注目です。なんと京都府立医大で研鑽を重ね、医師免許も取得しているという、ヴァイオリニストとしては異色のキャリアの持ち主です。ソリストとしても数々のオーケストラとの共演を果たし、その活躍ぶりには目を見張るものがあります。まさに“華”と“知”を併せ持つ稀有なヴァイオリニスト、それは石上真由子氏のそんな豊富な経験から生まれたものかもしれません。そんな注目の二人ですが、今回はヴァイオリンとヴィオラの二つの楽器のみという、きわめて難易度が高いと思われるアンサンブルの最小編成に挑戦します。なかなか聴くことができるチャンスのないシンプルな編成です。演奏される曲も立派な室内楽曲の数々です。
安達氏が“原初的”“エキサイトメント”と表現しているように、同属もしくは同種の楽器のみからなるアンサンブルは、ピアノとのアンサンブルとは異なり、音の性質が似ていることから、聴き方というか、アンサンブルの感じ方にも工夫が求められます。聴き手にも異質な集中が求められます。しかし、そこに、演奏者にも聴き手にも、“本能”や“直感”による音楽体験が生まれることになるといえます。
ぴったりと息のあった弦楽のデュオは、まるで一人の演奏者が演奏しているかのような魅力を味わうことができます。今回の貴重なチャンスに対して、感覚を研ぎ澄まして臨んでみたいところではないでしょうか。(美竹清花さろん)
<プロフィール>
安達 真理(ADACHI Mari)Viola