水越菜生ヴァイオリンリサイタル
誠に申し訳ございませんが、本公演は完売となりました。 なお、これ以降はキャンセル待ちのお受付のみさせていただきます。

イベント情報
演奏家 |
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開催時刻 | 2022年 09月 03日 (土) 開場 14:30 開始 15:00 |
お問合せ先 | 美竹清花さろん/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com |
当日プログラム
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001よりアダージョ、フーガ
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 作品80
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 作品12-1
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 「バラード」
フバイ:カルメンによる華麗な幻想曲
※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます
チケット情報
当日、現地払いでお願いいたします。
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
→http://mitakesayaka.com/regular-member
ダイヤの原石のような、注目の新進ヴァイオリニストが弾く
超絶技巧が光る奔放で華麗な“カルメンファンタジー”いわゆる“学生”の段階であっても、
一人の演奏家として自立した素晴らしい演奏をする演奏家も多く存 在する。
彼らの多くは「音楽とは何か?」と模索している道半ばのフェーズにあるといえるだろう。
しかし、そうした中で試行錯誤を繰り返しながらも成長していく姿のなんと 美しいことか。
「果たしてこれでよいのだろうか」という疑問と追究こそが、彼らの音楽を掘り下げ、 深く充実させていっているのかもしれない。
どんな時代であっても、明日を担う若く才能に満ちた演奏家たちが、未知なる“ 自分自身の音楽”を大胆に掘り下げていくとき、
そしてそうした試みが若さや年齢を超越していくとき、聴き手は心が動かされるものだ。
才能ある若手演奏家の魅力の本質はその辺にあるのだといってもよいだろう。
もちろん、生涯を通して取り組むべき芸術である音楽も、円熟の境地に向かって花開いて行くものであろう。
しかし、個性溢れる円熟を予感させるような“若き新鮮な魅力”も何とも言えないものである。
水越菜生氏は、愛知県名古屋市出身の桐朋学園大学3年生であるが、 ベートーヴェン国際バイオリンコンクール、 シンガポールやユーロアジア・スペインでのコンクールで優勝と、 キャリアの道を歩み出している。
モルドバ国立響、ルーマニア国立響、名古屋フィルなどとも共演。
天才ヴァイオリニスト、ヴェンゲーロフに選出され、ヴェンゲーロフフェスティバルに数多く出演し、 ソリストをつとめた経験もあるなど、 知る人ぞ知る注目の若手ヴァイオリニストである。
その闊達かつ堂々とした弾きぶりには、若さ以上の魅力が溢れているのではないか。
今回の精力的なプログラミングも注目に値するのではないか!
プロコフィエフ自身がその特徴的な音階を「墓場を抜ける風」と呼んだことで有名なヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80。
前期ベートーヴェンの若々しい情熱が溢れるようなヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1。
無伴奏ヴァイオリン・ソナタの最高峰と言っても過言ではないバッハとイザイ。
大トリは、超絶技巧が光る奔放で華麗な“カルメンファンタジー”
ヴァイオリンという楽器の華やかさと深みをアピールをする思い切ったプログラムとなっている。
水越菜生というチャレンジングな若手ヴァイオリニストの登場であるが、ダイヤの原石のような底知れぬ輝きを放つ、 大型新人の発見となるかもしれない。 (美竹清花さろん)
<プロフィール>
水越 菜生(MIZUKOSHI Nao)Violin
白瀬 元(SHIRASE Tsukasa)Piano
福岡県出身。
飛騨高山国際音楽祭、宮崎国際音楽祭に出演、また国内のみならずヨーロッパ各地のヴァイオリン講習会に伴奏者として参加。
2016年ポーランドにてソロリサイタルを開催。
2017年東京藝術大学内にて成績最優秀者に贈られるアリアドネムジカ賞を受賞。
2018年ルーマニアにてルーマニア国立ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団と共演。
2018年青山音楽財団奨学生。
これまでに横山幸雄、仲道郁代、上原彩子、清水高師、Thomas Christian各氏と共演。
迫昭嘉氏に師事。