ゴルトベルク変奏曲BWV988 特別演奏会2022 ピアノ:尾崎 未空
誠に申し訳ございませんが、本公演は完売となりました。 なお、これ以降はキャンセル待ちのお受付のみさせていただきます。

イベント情報
演奏家 |
ピアノ 尾崎 未空 |
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開催時刻 | 2022年 12月 27日 (火) 開場 18:30 開始 19:00 |
お問合せ先 | 美竹清花さろん/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com |
当日プログラム
武満徹:ロマンス
シューベルト=リスト:白鳥の歌より『セレナーデ』
スカルラッティ:ソナタ ト長調 K14
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。
チケット情報
当日、現地払いでお願いいたします。
5,000円(一般・全席自由席)
4,500円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
→http://mitakesayaka.com/regular-member
瑞々しい感性をそなえた若き尾崎未空のゴルドベルク変奏曲
第5回渋谷美竹サロン ゴルドベルク変奏曲演奏会ゴルドベルク変奏曲という曲は、
わたしたちの魂のふるさとを想起させてくれるような、 バッハ作品の中でもとりわけ異色で不思議な作品である。
わたしたちはどこから来てどこへ行くのか、それを示唆してくれているような作品ではないのか。 わたしたちの誰もが、自分のゴルドベルク変奏曲を感じ、 奏でているのではないのか。しかしそれは、 複雑きわまりない人生模様のように一定のものではなく、 実に多彩な変化に富んだ、 そのときそのときのゴルドベルク変奏曲のフレーズがある。 各人各人がそれぞれの人生行路の中で、 さまざまなゴルドベルク変奏曲のフレーズを味わっているのだろう 。
渋谷美竹サロン恒例のゴルドベルク変奏曲演奏会は、バッハ生誕333年の記念すべき年に入川 舜によって幕が開かれ、務川慧悟、佐藤彦大、入川 舜と継承され、今回第5回の演奏者は、 ミュンヘンに留学中の尾崎未空に引き継がれた。 尾崎氏は昨年2021年12月に行われた第4回タリン国際ピアノ
コンクールで3位入賞したのは日本でもニュースになったが、 コンクールを終えた数日後の何気ない会話で、「コンクールを経た後の演奏会こそ本番です。お客様が自分の演奏を聴くためにチケットを買ってくださるのです から…」と単刀直入に答えたのだが、 その回答には正直驚かされた。 演奏者としての宿命的な本質を吐露している回答だったからである 。 ゴルトベルクの演奏では、演奏者の生命の鼓動、
躍動している魂の呼吸、意気込み、人生観等々が、年齢を超え、 知識や経験、能力等々を超えて顕現してくるのではないか。 そしてそうしたものに、わたしたち一人ひとりが共感、共振、 共鳴できるのではないか。精魂を傾けたゴルドベルクの演奏は、 わたしたち一人ひとりの魂を揺り動かしてくれるような気がしてな らない。
瑞々しい感性をそなえた若き20代の女性ピアニスト 尾崎未空のゴルドベルク変奏曲に共感、共振、共鳴できるこの上ない奇蹟を味わうことができる貴重で稀少な場が ここにある。 (渋谷美竹サロン)
<プロフィール>
尾崎 未空(OZAKI Misora)Piano
2016年第40回ピティナピアノコンペティション特級グランプ
2009年にめぐろパーシモンホールにて初リサイタルを開催して以来、