鈴木 舞&川口成彦モーツァルト・ヴァイオリンソナタ全曲演奏会 第5回「さらなる深みへ vol. 2」
誠に申し訳ございませんが、本公演は完売となりました。 なお、これ以降はキャンセル待ちのお受付のみさせていただきます。

イベント情報
演奏家 |
ピアノ ヴァイオリン 鈴木 舞 川口 成彦 |
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開催時刻 | 2023年 01月 14日 (土) 開場 14:30 開始 15:00 |
お問合せ先 | 渋谷美竹サロン/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com |
当日プログラム
W.A.モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ 第34番 変ロ長調 K. 378 ※初期作品
ヴァイオリン・ソナタ 第43番 ヘ長調 K. 547
アダージョ ロ短調 K. 540(ピアノソロ)
ヴァイオリン・ソナタ 第42番 イ長調 K. 526
*プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合が
チケット情報
当日、現地払いでお願いいたします。
5,000円(一般・全席自由席)
4,500円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
→http://mitakesayaka.com/regular-member
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鮮烈なスタートを切った第1回では、モーツァルトの音楽の不思議な魅力を圧倒的に感ぜず にはいられませんでした。そして第2回、第3回の“1781年” では、宮廷楽師の職を捨て、 フリーランスの音楽家として歩み始めた25歳のモーツァルトが、 葛藤と苦悩のなか、 さらに輝きを増して生まれた作品たちに魅せられました。 第4回では、ウィーン時代の作品に触れ、 さらなる深みを増す新たな一面や美しさを発見しました。
そして今回の第5回「さらなる深みへ vol. 2」では、モーツァルトの本質を映し出すような後期の作品を中心に取り上げ ます。
1787年(31歳)のとき、父レオポルトが死去した年に書かれたイ長調 K. 526。そして、1788年(32歳)のとき、三大交響曲( 第39番、第40番、第41番)が書かれた年にはヘ長調 K. 547とアダージョロ短調 K. 540が書かれています。
彼の鬱積した芸術が奔出されるように、作曲家として脂の乗り切ったこの時期に書かれた作品は、 まさに至高のモーツァルトを象徴する作品ばかりといえるのではな いでしょうか。
モーツァルトの音楽はどんな曲であっても、常に太陽のようにわたしたちを照らしてくれます。
“全曲演奏会”だからといって気を張ることはなく、聴けば聴くほど身体も軽くなり、心身共に浄化されていくのが モーツァルトの音楽です。
神学者のカール・バルトは、「天国では、神様たちはモーツァルトの音楽ばかりを聴いている」 といっていますが、まさに頷けます。
どこまでも美しく、純度の高い音楽を生み出し続けた天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756- 1791)。その奇跡ともいえる音楽の秘密に、 鈴木舞、川口成彦という二人の才能が挑みます!
求道的な姿勢で音楽の本質を探究し、研ぎ澄まされた感性から生まれるインスピレーションをニコロ・ アマティによって紡ぎ出す鈴木舞──。
ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第2位を受賞し、新進気鋭の古楽器奏者として一躍、注目を浴びている川口成彦─ ─。
今、この二人の奏者のコラボレーションにときめきがとまりません。モーツァルトが 駆け抜けた35年という短い生涯にも、たびたび、 立ち止まり、振り返ることがあったことでしょう。そして、 さらに駆け抜けていく、それがモーツァルトの生涯でした。 モーツァルトの“魂の真昼”の真っ只中に書き遺された作品は、 時代を超え、現代に生きる私たちの生命・生活・生涯のさまざ まな場面で、わたしたちが忘れている“汚れのない真実” を垣間見せてくれているのではないでしょうか。 (渋谷美竹サロン)
<プロフィール>
鈴木 舞(SUZUKI Mai)Violin
東京藝術大学附属高校、同大学を卒業し、ローザンヌ、
2007年チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)
2012年度シャネル・ピグマリオン・デイズ・アーティスト。
東京交響楽団と録音したベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲~
使用楽器は1683年製のニコロ・アマティ。
川口 成彦(KAWAGUCHI Naruhiko)Piano
1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第 1 回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、