安達真理ヴィオラソロリサイタル

イベント情報
演奏家 |
ヴィオラ 安達 真理 |
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開催時刻 | 2020年 09月 20日 (日) 開場 14:30 開始 15:00 |
お問合せ先 | 美竹清花さろん/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com |
当日プログラム
ペンデレツキ:無伴奏ヴィオラのためのカデンツァ
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番変ホ長調 BWV1010
ヒンデミット:無伴奏ヴィオラソナタ op.25-1
黛 敏郎:文楽
※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。
チケット情報
入場料は事前振込にてよろしくお願いいたします。
(9/18(金)18:00までにサロンへお立ち寄りいただける方におかれましては、窓口にて直接お払いいただくことも可能です。ご希望の方は事前にご連絡をお願いいたします。)
お支払金額は該当するチケット種類の金額をお振込ください。
4,500円(一般・全席自由席)
4,000円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
→http://mitakesayaka.com/regular-member
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お支払期日:9/18(金)
お振込先:以下のうち、どちらかへお振り込みください。
三菱UFJ銀行 渋谷明治通支店
普通 3201687 株式会社ILA(アイエルエー)
ゆうちょ銀行 記号 10190
番号 80505211 株式会社ILA(アイエルエー)
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※振込手数料はお客様負担でお願いします。
この発表を受け、演奏者および関係者との協議の結果、
(当初は席数を35席までとしておりました。)
発表では、収容人数5000人を上限として満席(100%)
今後も状況を見ながら、判断してまいりたいと考えております。
なお、コンサート当日には、
皆様には、ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。
バッハの無伴奏チェロ組曲をヴィオラで聴く──
研ぎ澄まされた感性、深い情感。自粛を強いられた日々の中、改めて、自分が音楽を奏でる意味、役割について考えていました。
そして結局のところ、音楽自体が全てを内包しているのだという思いに至りました。お陰で、以前よりまた少し、音楽に近づけた気がしています。
そんな私の「今」の音を、無伴奏作品にのせてお送りいたします。(安達 真理)
BtoC(オペラシティ)以来の待ちに待った安達真理のソロリサイタルである。
私にとって安達真理といえば、パーヴォ他のメジャーオケにたびたび出演している実力派ヴィオリストであったが、BtoCではその実力に脳天を打ちのめされるほどであった。
もともとBtoCはバッハからコンテンポラリーヘいうことで、1998年に始まって以来の人気シリーズだ。
幅広い時代の作品を扱うため、超絶企画、超絶技術が求められるのだが、この日の安達氏の演奏は、超満員のお客様全員を惹きつけて余りある演奏であった。しかし正直なところ、そのあまりの迫力に打ちのめされてしまい、緊張感に疲弊してしまった。私がそのときに求めていたのは、超絶演奏ではなく、超絶テクニックでもない。ヴィオラの深く、暗い、それでいて安らぎのある音楽であった。
しかし、その後サロンで魅せてくれた彼女の演奏は、静かに、超越的に、瞑想的に、私たちの本源の世界へと誘ってくれるようなものであった。
その演奏スタイルは彼女の人間的な魅力をも映し出されるような、あたたかささえ感じる。
変な表現だが威勢が良く、思い切りがよく、なよなよしてなく、深い、深いだけでなく暗く、温かい、ヴィオラでしかこの音は出せないだろうというような響きを奏でる。きっと彼女もそれを深く味わい、インスピレーションを感じながら表現していることだろう。その証拠に、ヴィオラという楽器に対する愛情すら感じるのだ。
著名な指揮者が安達さんの音を欲するのもそういうことなのだろうと勝手に想像している。アンサンブルにも安達さんは活躍していることが多いが、そうしたアンサンブルを聴くたびに、ソロを聴いてみたくなってしまう。そしてついに、その機会が与えられることになった。プログラムも実に魅力的だ。
(美竹清花さろん)
<プロフィール>
安達 真理(ADACHI Mari)Viola
現在東京を拠点に、ソリスト、室内楽奏者として活躍するほか、
東京、ウィーン、ローザンヌにてクラシック音楽の研鑽を積み、
2019年には『熊本城ホール開業記念公演 Ryuichi Sakamoto Presents:Reconnect -熊本と東北をつなぐ-』の公演で、坂本龍一、
2016年より、パーヴォ・ヤルヴィ率いるエストニア・
2018年には自身初となるソロ・アルバム『
また、新進気鋭の次世代型アンサンブルEnsemble FOVEの創立メンバーとして、