太田糸音ピアノリサイタル

イベント情報
演奏家 |
ピアノ 太田 糸音 |
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開催時刻 | 2019年 09月 28日 (土) 開場 17:30 開始 18:00 |
お問合せ先 | 美竹清花さろん/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com |
当日プログラム
ショパン:エチュード Op.10
第2番 イ短調 Op.10-2
第3番 ホ長調 Op.10-3「別れの曲」
第4番 嬰ハ短調 Op.10-4
第5番 変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
第6番 変ホ短調 Op.10-6
第7番 ハ長調 Op.10-7
第8番 ヘ長調 Op.10-8
第9番 ヘ短調 Op.10-9
第10番 変イ長調 Op.10-10
第11番 変ホ長調 Op.10-11
第12番 ハ短調 Op.10-12「革命」
バッハ:イギリス組曲第2番 BWV807
I.プレリュード
II.アルマンド
III.クーラント
IV.サラバンド
V.ブーレ I
VI.ブーレ II
VII.ジーグ
ショパン:ノクターン第16番 Op.55-2
ショパン:3つのマズルカ Op.59
第36番 イ短調 Op.59-1
第37番 変イ長調 Op.59-2
第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3
※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。
チケット情報
※限定50席
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
→http://mitakesayaka.com/regular-member
太田糸音、挑む── ショパンのエチュードOp.10全曲演奏!
さろんでの対話。そこには作品と奏者とお客さまの中に、まるで演奏している瞬間にのみ見られる花笑みに趣を感じるような、暖かい結びつきがありました。
バッハのイギリス組曲第2番と、ショパンの12の練習曲(作品10)を軸に置いたプログラムをお届け致します。紅葉月、秋の美竹清花さろんにて、皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げます。(太田 糸音)
「それぞれの作品から感じる、圧倒的な質量や熱量のような意志をより強く、より深く、曲の魔力に触れているような感覚から、演奏するたびに私自身の中での少しの変化を感じ、とても新鮮な喜びを感じています。」
そう語るのは2000年生まれの19才、ピアニスト太田糸音。
多彩な魅力が詰まった彼女のピアノは、毎回表情を変え、これからの行方が楽しみな若手演奏家の一人だ。
そんな彼女の演奏は女性らしさも男性らしさも兼ね揃えているというべきか、彼女のピアノを聴いていると単なるピアノの音ではなく、時折声楽的に、それもソプラノの女性のきらびやかな美声であったり、バリトンの男性ような重く低く腹の底に響くような声で聴こえてきたり、その引き出しは未知数だ。
その作品を照らすために必要な演技力、歌唱力を彼女自身が潜在的に持ち合わせているような、そんな大型の才能を感じられる。そして、今回のプログラムの注目はなんと言っても、ショパンのエチュードOp.10の全曲演奏!
全12曲からなるショパンのエチュードOp.10は技術的にも音楽的にも一曲一曲の難易度が非常に高いといわれており、一曲のみを取り上げて演奏されるのが一般的だ。
しかし、今回は12曲全てで1つの組曲が完成されるといったショパンの遺志を受け継ぐようなかたちで1度に全曲を演奏する選択をした。
こうしたチャレンジ精神は若さゆえではなく、彼女の「まっすぐさ」によるものだろう。
自分とまっすぐに向き合い、作品とまっすぐに向き合う、これが太田糸音のスタイルなのである。
そんな心の生の音がダイレクトに聴衆のもとへ届くような彼女の「まっすぐさ」に、今回も聴衆は感動させられることだろう。(美竹清花さろん)
<プロフィール>
太田 糸音(Shion Ota)Piano
2000年生まれ。
2013年より大阪、京都、東京、横浜、水戸、名古屋、