江崎萌子ピアノリサイタル

イベント情報
演奏家 |
ピアノ 江崎 萌子 |
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開催時刻 | 2021年 08月 07日 (土) 開場 16:30 開始 17:00 |
お問合せ先 | 美竹清花さろん/株式会社ILA |
03-6452-6711 | |
070-2168-8484 | |
info@mitakesayaka.com |
当日プログラム
シューベルト:3つのピアノ曲(即興曲)より D. 946 第2番 変ホ長調
ベートーヴェン:ソナタ第30番 Op. 109 ホ長調
シューベルト=リスト:12の歌曲より
第2番 水の上で歌う S. 558-2 嬰ト短調
第8番 糸を紡ぐグレートヒェン S. 558-8 ニ短調
シューベルト:ソナタ第17番 D.850 ニ長調
※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。
チケット情報
当日、現地払いでお願いいたします。
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら
→http://mitakesayaka.com/regular-member
研ぎ澄まされた美意識に、自然と耳を傾けたい
詩うように紡ぎ出される江崎萌子のピアノ──「花鳥風月の心を欠いた芸術などはありえず、
一輪の花も咲かぬ小説は少なくとも芸術としての価値がない」
美竹清花さろんという名前に、いつか本の中で出会ったこの言葉を思い出しました。
大都会の中心に位置しながら、その名が連想させるとおり、アーティストの美意識をほころばせてくれる空間です。
江崎氏が初めてサロンに訪れたとき、サロンを表現した言葉があまりにも美しく印象的だったものだから 、ごく自然に、彼女の持つ独自の感性や美学に魅かれ、 音楽と共に磨かれたヒューマンスキルの高さにも驚いたものです。
サロンでは二度ほど演奏されていますが、二度とも彼女のピアノの圧倒的な魅力に引き込まれてしまいました 。
前回のヴィオリスト安達真理氏とのデュオでは、歌詞の無い歌を詩うように、説得力のある音色で語りかけ、 繊細で知的なタッチから、 独自の哲学も薫っているかのような演奏でした。
息が長く、味わい深く、細部に渡りはっとする美しさがあり、スケールの大きさと緻密さが共存している彼女独特の演奏はとても 心地のよいものでした。 生き生きとした対話を進めているようなアンサンブルの巧さも光っ ていました。
そんな彼女の放つ演奏の薫り、雰囲気は、6年にわたってパリを拠点に、 パリ国立高等音楽院で学んできただけあり、 まさに和製パリジェンヌ!
演奏の合間やトークなどでも、時折垣間見られる表情の柔らかさに、 どこか日本人離れしたセンスも感じられます。
また、一昨年から拠点をライプツィヒに移し、研鑽を積んでいる彼女が選んだプログラムは、 ベートーヴェンの30番のソナタとシューベルトのソナタ第17番 、3つのピアノ曲、12の歌曲など、 ドイツものが中心となりました。軽妙洒脱な彼女の印象からは、 良い意味で裏切られることとなりそうです。
スケールが大きく天衣無縫──時空を超えた先に見る江崎萌子の世界に、 今回もさらに期待してしまいます。 (美竹清花さろん)
<プロフィール>
江崎 萌子(EZAKI Moeko)Piano
第8回ヴェローナ国際コンクール(イタリア)
パリ・
室内楽にも積極的に取り組み、ザルツブルク=
桐朋女子高等学校音楽科首席卒業後、パリスコラ・