鈴木 舞
神奈川県出身。2005年大阪国際音楽コンクールグランプリ、 2006 年日本音楽コンクール第2 位、 2007年チャイコフスキー国際コンクール最年少セミファイナリ スト、2011年アンリ・ マルトー国際コンクールファイナリスト。 2013年ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリンコンクール( クロアチア)で第1位、オーケストラ賞。 オルフェウス室内楽コンクール(スイス)第1位。 2016年スピヴァコフ国際ヴァイオリンコンクール第2位。
東京藝術大学を卒業し、ローザンヌ、ザルツブルグ、 ミュンヘンでピエール・アモイヤル、インゴルフ・ トゥルバンに師事。 在学中より内外でリサイタルやコンサートに出演し、小林研一郎、 円光寺雅彦、飯森範親、金聖響、ニコラス・ミルトン、ヨルマ・ パヌラ、イヴァン・レプシッチらの指揮で、読売日響、東響、 日本フィル、東京シティフィル、山形響、日本センチュリー響、 名古屋フィル、広島交響楽団、神奈川フィル、ホーフ響、 クロアチア放送響、ザグレブ・ゾリステンと、バッハ、 ベートーヴェン、パガニーニ、ラロ、 シベリウスなどの協奏曲を演奏している。
東京交響楽団と録音したベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲~ 第3楽章、マスネ: タイスの瞑想曲が日経ミュージックセレクションCD「 モーニング・イン・クラシックス」に収録された。
最近ではフィンランド・ クオピオ交響楽団と共演したショスタコーヴィチ第1番、チェコ・ モラヴィアフィルとのモーツァルト第5番、クロアチア・ ザグレブフィルとのメンデルスゾーン、スイス・ ローザンヌ室内管やクロアチア・ ドゥブロヴニク交響楽団とのプロコフィエフ第2番などが高評を得 ている。
将来を嘱望される新世代のヴァイオリニストとして、 2012年度シャネル・ピグマリオン・デイズ・ アーティストに選ばれた。2012- 13年度文化庁芸術家在外派遣研修員、2015-16年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。2017年度メニューイン・ ライブミュージック・ナウ(ドイツ)奨学生。 2017年7月にはフランス・コルマール音楽祭にリサイタル・ デビューし、9月にデビューCD「Mai Favorite」をリリース。
使用楽器は1683年製のニコロ・アマティ。ミュンヘン在住。
掲載インタビュー記事