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Concept


“美竹清花さろん”の由来 ──

東京渋谷の中心に、和風モダンなクラシック音楽サロンが誕生しました。
美しい竹に清い花と書いて”美竹清花さろん” 渋谷のこのあたりの地名であった美竹町の“美竹”と、
さろんに集うすべての音楽家さんに凛とした大輪の清い花を音楽を通して咲かせてほしい、そんな
想いを込めました。
ちなみに美竹町にはもともと美しい竹林があったことや、さろんに隣接する渋谷郵便局そば、室町時代
初期創建の御嶽神社という由緒ある神社の名前も関連しているようです。

徹底した木材へのこだわり

美竹清花さろんでは四方八方、上質で、強く美しい木材で囲まれております。
使用木材は、北海道産無垢のタモ材、楓、かりんなど音響効果にすぐれた、
こだわりの銘木ばかりです。そのため、ピアノ、弦楽器、管楽器と様々な音色との
調和が楽しめます。さらに、天然木には自然素材特有の湿度を一定に保とうとす
る「調湿効果」や、リラックス効果もあります。そのため、ここにいらっしゃるすべての
方と、一年中快適な音楽空間を過ごすことができます。

ピアノへのこだわり

1989年製、Steinway & Sons(Hamburg)B211 マホガニー艶出仕上
で沈みゆく黄金色の太陽、燃え盛る火のように温かく希有な花のように美し
い神秘的な木目模様です。また、世界3大銘木のひとつとしても有名なマホ
ガニーですが、自然の木材として大変高価であることから特注のみを生産。
かつてスタインウェイ社では現在よりも多く同種のピアノを製造しておりまし
たが、現在、貴重な木材の伐採が禁止されている関係で、1990年以降入
手が困難となってしまいました。当サロンでは、そんな貴重な美しいマホガニー
のピアノが設置されております。
是非この機会に、名器の響きに触れてみませんか。

本物の音響を追求

世界のスタジオで使用されている最高峰のマイクNeumann M149 Tube LR2本
セットを中心とした本格的録音設備もあり、CD・DVD用音源の収録もできます。

“美竹清花さろん”は本物のクラシック音楽が
身近に楽しめるサロンです。


クラシック音楽の正体とはなんでしょうか。
人には本来、美しいもの、気高いもの、崇高なるものへの憧れ、
無限なるもの、絶対なるもの、永遠なるものへの憧れのようなものがあるはずです。
どんな人の心の内奥にも、
そうしたやむにやまれない衝動のようなものが眠っているのではないでしょうか。
クラシック音楽は、言葉を超えた“音”によって、音が創造する“音楽”によって、
そうした憧れや衝動に応えようとしているのではないでしょうか。


クラシック音楽は誰のものなのでしょうか。
作曲家や演奏者のものなのでしょうか。
それとも聴き手である聴衆のものなのでしょうか。
クラシック音楽の愛好家は、3%とも5%とも言われることがあります。
クラシック音楽は、一部のマニアや専門家のものなのでしょうか。
クラシック音楽とは、太陽のようなものではないでしょうか。
太陽は、地上のありとあらゆる生命に対して、
分け隔てなく、一切の差別なく、無償で熱と光を与え続けています。
決して、作曲者と演奏者のみのものではありません。
その証として、それに耳を傾け、心をひらくすべての人に対して、
等しく感動と調和と勇気を与えてくれます。


クラシック音楽との“出会いの原点”はどこにあるのでしょうか?
CDやDVDなど過去の演奏を録音した媒体によって、
クラシック音楽との出会いがあるのでしょうか。
大劇場や大ホールでのオーケストラ、オペラこそが、
クラシック音楽との出会いの場なのでしょうか。


クラシック音楽の原点はあくまでも、
“今ここ”での作曲者と演奏者と聴き手の“一期一会”―― にあるのではないでしょうか。
大ホールに行かなくても、日常的な “いまここ”で、
作曲者と演奏者とわたしたちの“一期一会”による音楽との出会いを味わい、感謝し、
日々の生活や仕事のエネルギーにしたい、
大ホールや大劇場では味わえない演奏者と聴き手の呼吸・息づかいが融合し、
本物の音楽空間として響き合う――これが“美竹清花さろん”の役割です。


名誉顧問として、横山幸雄先生をお迎えしています。
前人未踏の偉業を成し遂げつつある日本のマエストロ・ピアニスト横山幸雄先生をお迎えし、
明日に向かって伸びていく溢れんばかりの才能をもったトップレベルの若手演奏家が、
集い、演奏する場、それが“美竹清花さろん”です。