岡 大樹フルートリサイタル

岡大樹 Flute
芝学園中学校入学後、吹奏楽部に入部し、フルートと出会う。
2016年より永井由比氏および神田勇哉氏のもとで本格的にフルートを学び始める。
2017年に16歳で単身渡仏。パリ地方音楽院(CRR de Paris)に入学し、V.Lucas氏とE.Sabo氏のクラスでフルートおよびピッコロの研鑽を積む。2023年にジュネーヴ高等音楽院(HEM de Geneve)に入学しM. Bellavance氏のクラスに所属。これまでに、A du Pree、酒井秀明、大友太郎、工藤重典、PE.Davis、S.Cherrier、M.Moragues、A.Lieberknecht各氏のマスタークラスを受講。古楽にも情熱を注ぎ、パリ17区立音楽院でC.Langlet氏、パリ地方音楽院でJ.Bregnac氏、ジュネーヴ高等音楽院のS.Saitta氏およびJ.Bartz氏のもとで、ルネッサンス及びバロックフルートを学ぶ。2025年にフランスでアンサンブルCantata Maximaを立ち上げる。これまで日本、フランス、スイス各地でさまざまな時代のフルートを用いた演奏活動を行っている。昨年、パリ答弦楽団首席フルート奏者V.Lucas氏の日本公演で初共演を果たす。また、ジュネーブを拠点とするInstitut de recherche en musique et arts de la scene(IRMAS)において、2026年始動のプロジェクト「様々な音域に対応するフルートの再構築」にアシスタント研究員として参加予定。

佐々木梨央 Piano
ピアニスト。鍵盤楽器奏者。(チェンバロ、クラヴィコード、ピアノフォルテ、オルガン)
国立音楽大学附属高等学校を首席で卒業後、国立音楽大学に入学。大学二年に渡仏。パリ地方音楽院で音楽研究免状(DEM)を取得した後、ヴェルサイユ地方音楽院で最上級ディプロムを取得。
2021年にジュネーブ高等音楽院にて最優秀の成績で学士号を取得、ベートーヴェン最優秀演奏者賞(フランソワ・デュモン賞)受賞。また、成績優秀者に与えられるハンスヴィルスドルフ財団の奨学金【bourse d excellence】を授与される。その後同音楽院にて修士課程演奏家コース(主専攻ビアノ)、修士課程古楽器科(主専攻オルガン・チェンバロ)を修了。
第19回シャトゥー国際ビア／コンクール(フランス)にて第一位。第18回長江杯国際音楽コンクール第一位及び査員特別賞、その他多数のコンクールで入賞。