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5月27日15:00~ 鐵 百合奈ピアノコンサート

2018年05月27日 [日]
開場14:30 開始15:00
渋谷美竹サロン

出演

プログラム

バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第12番 へ短調BWV857
バッハ=久保哲朗:「汝の御座の前にわれはいま進み出で」BWV668
ショパン:ポロネーズ第8番 ニ短調 作品71-1(遺作)
ショパン:ソナタ第2番 変ロ短調 作品35「葬送」
*プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

※限定50席

当日、現地払いでお願いいたします。
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら

★8Fラウンジにてウェルカムドリンク、お菓子をご用意しております

お問い合わせ先

主催美竹清花さろん/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com
鐵百合奈が表現する「生と死」とはーー

前半のプログラムはバッハ、後半はショパンで揃えています。
このコンサートのテーマは「生と死」です。
前半のバッハが「死」、そして「生」は、後半のショパンです。
意外に思われるかもしれませんが、最後までお読みいただければ幸いです。

今回の目玉曲は、なんといっても「汝の御座の前にわれはいま進み出で」BWV668です。これはバッハの絶筆と言われており、美竹清花さろんの代表である渡辺さんが最も大切にしている曲です。美竹清花さろんの一周年のお祝いとして、心を込めて演奏いたします。

原曲はバッハのオルガン・コラールなので、ピアノ曲へ久保哲朗さんに編曲してもらいます。
久保さんは素晴らしい作曲家で、第86回日本音コンで1位を受賞されました。
久保さんの作品を拝聴し、古典からインスピレーションを受けた幻想的な作品に感動しました。
今回も、バッハという時の彼方の作品を、久保さんが新しい息吹とともにピアノ曲へ移してくれることでしょう。
また、彼の「音楽は一生を賭ける価値がある」という言葉と、「息の長い音楽家になりたい、50代がピークになるように」という言葉も、強く心に残っています。私も全く同じ考えです。晩年までずっと音楽と真摯に向き合い、音楽と共に生き、死ぬまで音楽家でありたいと願っています。

後半のショパンは、15歳の時に書かれたポロネーズ第8番と、29歳で書かれたショパンのピアニズムの精華であるピアノソナタ第2番で構成しています。
ポロネーズ第8番は若書きということもあり、華々しい技巧と瑞々しい感性が迸り、演奏する私自身も初心にかえることができます。
ピアノソナタ第2番は、葬送行進曲を中心として構成されたショパンの最高傑作です。
バッハの楽曲では天に近づき、自分が死を体験するような心地になりますが、ショパンの葬送行進曲では現世の参列者の悲哀が胸に迫ります。まだこの世に生きている私たちは、遺される悲しみを抱えつつも、いつか天に召されるその日まで、精一杯「今」を生きようと、決意させてくれる曲です。

(鐵 百合奈)


プロフィール
鐵 百合奈(てつ・ゆりな)
香川県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校、同大卒、現在同大学院修士課程。青柳晋氏に師事。第86回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)、三宅賞。日本クラシック音楽コンクールグランプリ。ローゼンストック/大阪国際コンクール、各第1位。アカンサス音楽賞、藝大クラヴィア賞、同声会賞。皇居内桃華楽堂での御前演奏会、藝大モーニングコンサート、読売新人演奏会等に出演。2017年柴田南雄音楽評論賞(本賞)。ヤマハ音楽振興会、よんでん文化振興財団、岩谷時子Foundation for Youth、各奨学生。