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【完売】6月10日15:00~ Thaleia Quartet(タレイアクァルテット)サロンコンサート

2018年06月10日 [日]
開場14:30 開始15:00
渋谷美竹サロン

出演


1st Vn.山田 香子
2nd Vn.大澤 理菜子
Va.渡部 咲耶
Vc.石崎 美雨

プログラム

ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第1番「クロイツェル・ソナタ」
西村 朗:弦楽四重奏曲 第5番「シェーシャ」
ラヴェル:弦楽四重奏曲

*プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

※限定50席

当日、現地払いでお願いいたします。
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら

★選べる3種のドリンク付き(淹れたてコーヒー・紅茶・日本茶)
★おいしいクッキー付き

お問い合わせ先

主催美竹清花さろん/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com
演奏者よりコンサートに寄せて

今回のプログラムは、全て1900年以降の作品で、西村朗さんの作品はもちろん、他の2曲も「東洋とのつながり」を意識しています。

チェコの作曲家、ヤナーチェクはチェコの民俗音楽から強い影響を受けた作曲家です。同じチェコ出身のスメタナやドヴォジャークは、ボヘミアの出身ですが、ヤナーチェクは現在のチェコ東部、モラヴィアの出身です。西ヨーロッパと近いボヘミアは、西欧的で都会的な地域であるのに対し、モラヴィアは東洋にルーツをもち、スラブ文化を基調としていました。また日本と同じ農耕社会・民族であったため、曲中にも、どこか親しみを感じられるリズムやメロディーがたくさん出てきます。

西村朗さんの弦楽四重奏曲「シェーシャ」は、私達タレイアクァルテットが初めて取り組んだ現代曲です。タレイアクァルテットのレパートリーに近現代音楽が多いのは、この曲との出会いがあったからだと思います。「シェーシャ」とはインドの神話に出てくる多頭大蛇の事で、神話に基づいた内容の楽曲となっています。

ラヴェルは、アジア美術の愛好家でした。彼の邸宅内のコレクションの中には、中国や日本の置物や浮世絵などが遺されていたそうです。彼にとっては未知の世界である、想像上の東洋の美しさは、ある意味現実離れした、ファンタジーに溢れたものだったのかもしれません。多くの西洋の芸術家たちが憧れた「オリエント」を、西洋人の観点から表現したいと思います。


プロフィール
Thaleia Quartet(タレイアクァルテット)

2014年4月、山田香子、日吉麻優子、渡部咲耶、石崎美雨の4人により、東京藝術大学在学時に結成。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2015 第3位。第3回宗次ホール弦楽四重奏コンクール第2位。銀座ヤマハサロン、渋谷区文化総合センター大和田、レクサスショールーム、東京芸術センター、東京藝術大学第6ホール、三島市民文化会館、宗次ホール等にてリサイタルを開催。2016年度より、日吉麻優子の海外留学に伴い、2vnを大澤理菜子に変更し活動を続ける。同年イギリスにて開催のLake District Summer Musicでイギリスデビュー。湖水地方各地にてリサイタルを開催し、好評を博す。2017年、イギリスにて開催のChiringirian Quartet Summer Courseに参加。宗次ホールにて百武由紀氏、藝大130周年事業「藝大茶会」にて澤和樹氏と共演。プロジェクトQ第15章に参加。日本演奏連盟「新進演奏家育成プロジェクト」オーディションに合格し、2018年9月東京文化会館にてリサイタルを開催予定。山崎伸子、磯村和英の各氏に師事。
HP:http://thaleiaquartet.wixsite.com/home


1st Vn.山田 香子 Kako Yamada

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校および東京藝術大学を経て、同大学大学院修士課程を首席で修了、大学院アカンサス音楽賞受賞。静岡県学生音楽コンクール第1位および室内楽協会長賞、KOBE国際学生音楽コンクール優秀賞(部門最高位)および兵庫県教育長賞、大阪国際音楽コンクール第2位(部門最高位)、等受賞。沼田園子、澤和樹、山﨑貴子、ジェラール・プーレ、ピエール・アモイヤル、堀正文、松原勝也、野口千代光の各氏に師事。


2nd Vn.大澤 理菜子 Rinako Osawa

桐朋女子高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部を経て、現在、同大学院修士課程2年在学中。第20回日本クラシック音楽コンクール高校の部第3位。第64回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第3位、全国大会入選。第27回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール大学生の部第1位。これまで西村優子、加藤えりな、鈴木亜久里、辰巳明子、ジェラール・プーレ、沼田園子、堀正文各氏、現在、松原勝也、野口千代光の両氏に師事。


Va.渡部 咲耶 Sakuya Watabe

5歳よりヴァイオリンを始める。大学入学時にヴィオラに転向。東京藝術大学を経て、同大学院修士課程修了。大学卒業時に同声会賞、大学院修了時に大学院アカンサス賞を受賞。第3期サントリーホール室内楽アカデミー修了。2015年ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第3位受賞。2016年宗次ホール弦楽四重奏コンクール第2位受賞。2016年東京芸術大学奏楽堂にてヘンシェル弦楽四重奏団とモーツァルトの弦楽五重奏曲を共演。これまでヴァイオリンを西川重三、小林すぎ野、久保良治の各氏に、ヴィオラを市坪俊彦氏に師事。


Vc.石崎 美雨 Miu Ishizaki

8才よりチェロを始める。第12回泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上の部銀賞。第68回全日本学生音楽コンクール東京大会本選 チェロ部門大学の部3位。第12回ビバホールチェロコンクール井上賞。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業時に同声会賞受賞。山崎伸子、中田有、増本麻理、中木健二各氏に師事。