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【完売】バッハを辿るVol.1 入川舜〜バッハの原点、コラールの秘密に迫る〜

2019年06月01日 [土]
開場17:30 開始18:00
渋谷美竹サロン

出演

ピアノ入川 舜

プログラム

バッハ:「オルガン小曲集」よりコラール前奏曲
    <イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ> BWV639
    <心よき喜びの声にて> BWV608
    <キリストはよみがえり> BWV627
入川舜:<われ不安と苦痛にあるとき>
バッハ :前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532


※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

【完売御礼】
キャンセル待ちのみ受け付けしております。
お電話もしくはメールにてお申し込みくださいませ。
☎︎03-6452-6711
✉️info@mitakesayaka.com

※限定50席

当日、現地払いでお願いいたします。
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)
※会員のご紹介はこちら

★8Fラウンジにてウェルカムドリンクとお茶菓子をご用意しております。

お問い合わせ先

主催美竹清花さろん/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com
バッハの原点、コラールの秘密に迫る

「音楽の父」バッハ(1685〜1750)。その作品は百科全書的ともいえる膨大な数にのぼり、後に続く者たちにとって常にお手本となる存在だ。バッハの音楽は堂々とした風格を持ち、大海のように決して途切れることのないものだが、彼もやはり不断の努力を重ねることで、このような芸術を生み出すに至ったのであり、それは自身の「誰でも努力すれば私くらいにはなれる」という言葉が何よりも物語っている。
では、その努力とは何だったのだろうか。バッハの生涯のある時期の音楽を観察することで、それは少しずつ浮き上がってくるかもしれない。この期待とともに、「バッハを辿る旅」を始めることにしよう。



バッハは、その生涯に371のコラールを書いた。コラールとは、キリスト教新教の礼拝などで参加者全体によって歌われるもので、もともとその旋律は、グレゴリオ聖歌や民衆歌に起源を持っている。古くから人びとが歌っていた恋愛歌や仕事歌などのメロディーは、ルターたち新しい指導者のもと、祈りの行為のため新しいテキストを施され、16世紀ころから少しずつ楽譜が編纂されていった。バッハはこの旋律にハーモニーを付け、それは多くの声楽曲――カンタータ、モテット、受難曲などに合唱の部分として組み込まれ、全体をまとめる役割を担っていた。また、バッハはコラールの旋律を基に、様々なオリジナル作品を生み出した。鍵盤楽器でも、<オルガン小曲集>や、<コラール前奏曲集>の中にその世界を聴くことができるが、ここには彼自身の対位法の試みも見られるようだ。

バッハの多くの作品の中で、コラールはそれぞれ1〜2分程度の小さな作品であり、決して目立つ存在ではない。しかし、それらは確かに作曲家にとって原点となるもので、絶えずこの世界に立ち返ることで、その後の名作たちにもつながっていく。

演奏と説明を交えながら、コラールとその周辺についてご紹介できればと思います。
(入川 舜)


プロフィール
入川 舜(Irikawa Shun)Piano

静岡市出身。東京芸術大学音楽学部ピアノ科卒業、同大学院研究科修了。パリ市立地方音楽院とパリ国立高等音楽院修士課程でピアノ伴奏を学ぶ。
高瀬健一郎、寺嶋陸也、辛島輝治、迫昭嘉、A・ジャコブ、J−F・ヌーブルジェの各氏に師事。パリ・シャトレ座はじめフランス各地やスイスで演奏するほか、オーケストラとの共演、室内楽、コンクールや講習会での演奏、録音など、活発な活動を行っている。
「静岡の名手たち」オーディションに合格。神戸新聞松方ホール音楽賞、青山バロックザール賞(依田真宣(Vn)、内田佳宏(Vc)両氏とのピアノトリオとして)を受賞。
日本人作曲家の作品を蘇らせたCD「日本のピアノ・ソナタ選」をミッテンヴァルト社より発売、文化庁芸術祭参加作品となる。
2011年デビューリサイタルを開催。以後も、2015年のドビュッシーのエチュード全曲など意欲的なプログラムでリサイタルを行う。
パリ市立地方音楽院でピアノ講師と伴奏員を務めた。現在、 オペラシアターこんにゃく座のピアニストを務める。
文化庁海外派遣研修員。Fondation Meyer およびADAMI(フランス)の奨学生。