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ゴルトベルク変奏曲BWV988 特別演奏会2023 ピアノ:入川 舜

2023年12月22日 [金]
開場18:30 開始19:00
渋谷美竹サロン

出演

ピアノ入川 舜

プログラム

フランク:プレリュード、コラールとフーガ M.21

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988

チケット情報

当日、現地払いでお願いいたします。

5,000円(一般・全席自由席)
4,500円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)

※会員のご紹介はこちら

★8Fラウンジにてウェルカムドリンクとお茶菓子をご用意しております。

お問い合わせ先

主催渋谷美竹サロン/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com
一つの「うた」の主題から、大きな宇宙が生まれる。
すべての人に 心の慰めを ──

第32回青山音楽賞を受賞
入川舜 ゴルトベルク変奏曲
(第6回渋谷美竹サロン 演奏会)


ゴルトベルク変奏曲という曲は、わたしたちの魂のふるさとを想起させてくれるような、バッハ作品の中でもとりわけ異色で不思議な作品である。
わたしたちはどこから来てどこへ行くのか、それを示唆してくれているような作品ではないのか。わたしたちの誰もが、自分のゴルトベルク変奏曲を感じ、奏でているのではないのか。しかしそれは、複雑きわまりない人生模様のように一定のものではなく、実に多彩な変化に富んだ、そのときそのときのゴルトベルク変奏曲のフレーズがある。各人各人がそれぞれの人生行路の中で、さまざまなゴルトベルク変奏曲のフレーズを味わっているのだろう。
渋谷美竹サロン恒例のゴルトベルク変奏曲演奏会は、バッハ生誕333年の記念すべき年、サロン開設3年目にしてようやく入川 舜によって幕が開かれた。

第1回 入川 舜 第2回 務川慧悟 第3回 佐藤彦大 第4回 入川 舜 第5回 尾崎未空へと継承され、
今回第6回の演奏者は、「美竹サロンのゴルトベルク変奏曲といえば入川舜!」という原点に立ち戻った。

ゴルトベルクの演奏では、演奏者の生命の鼓動、躍動している魂の呼吸、意気込み、人生観等々が、年齢を超え、知識や経験、能力等々を超えて顕現してくる。精魂を傾けたゴルトベルクの演奏は、わたしたち一人ひとりの魂を揺り動かしてくれるような気がしてならない。

2022年、青山音楽財団が主催する公演にて、入川舜氏が第32回青山音楽賞を受賞した。

「確固たる技術と、歌心を忍ばせながらも知的コントロールの行き届いた表現。音楽の本質を真摯に探求しようという姿勢は称賛に値する。」と、確実に"入川舜のゴルトベルク変奏曲"が世の中で評価され始めていることがわかる。当サロンで継続している「バッハを辿るシリーズ」もバッハの神髄に触れられる内容となっており、今後も彼の活動からも目が離せない。
サロンとゴルトベルク変奏曲が出会うきっかけともなった入川舜氏によって、これまでにない3度目の奇跡がここに現れることだろう。

(渋谷美竹サロン)


【年末ゴルトベルク in 美竹サロン】
2018年 入川 舜
2019年 務川 慧悟
2020年 佐藤 彦大
2021年 入川 舜
2022年 尾崎 未空
2023年 入川 舜


プロフィール
入川 舜(IRIKAWA Shun)Piano

静岡市出身。東京芸術大学音楽学部ピアノ科卒業、同大学院研究科修了。文化庁海外派遣研修員として、パリ市立地方音楽院とパリ国立高等音楽院修士課程でピアノ伴奏を学ぶ。
高瀬健一郎、寺嶋陸也、辛島輝治、迫昭嘉、A・ジャコブ、J−F・ヌーブルジェの各氏に師事。
「静岡の名手たち」オーディションに合格。神戸新聞松方ホール音楽賞、青山バロックザール賞を受賞。
日本人作曲家の作品を蘇らせたCD「日本のピアノ・ソナタ選」(MTWD 99045)、また「ゴルトベルク変奏曲」(MTKS-18341)のソロ録音CDがある。
2011年デビューリサイタルを開催。以後も、ドビュッシーのエチュード全曲など、意欲的なプログラムでリサイタルを行う。
2021年には東京文化会館にてジェフスキの「不屈の民変奏曲」他によるリサイタル(日本演奏連盟による主催)を開催。
2022年のバッハの「ゴルトベルク変奏曲」演奏会が、第32回青山音楽賞を受賞した。
現在、 幅広いジャンルで活動中。オペラシアターこんにゃく座のピアニストを2018年より務める。東京、渋谷の美竹サロンにて、「バッハを辿る」コンサートシリーズを継続中。
東京藝術大学非常勤講師。日本演奏連盟会員。
公式ホームページ:https://shunirikawa.work/

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