プロフィール
郷古 廉(GOKO Sunao)Violin
2013年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール優勝ならびに聴衆賞・現代曲賞を受賞。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとりである。
1993年生まれ、宮城県多賀城市出身。2006年第11回ユーディ・メニューイン青少年国際ヴァイオリンコンクールジュニア部門第1位(史上最年少優勝)。
2014年にEXTONレーベルより無伴奏作品によるデビューCDをリリースし、2015年にはnascorレーベルよりブラームスのヴァイオリン・ソナタ集を、2020年1月にはEXTONレーベル第4弾となる「ベルギー・アルバム」をリリースした。
使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。2019年第29回出光音楽賞受賞。
NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターを経て、2024年4月よりNHK交響楽団第1コンサートマスターに就任。
横坂 源(YOKOSAKA Gen)Cello
2002年7月、チェリストの登竜門として知られる全日本ビバホール・チェロコンクールでの最年少優勝(15歳)をはじめ、2005年に第15回「出光音楽賞」を、2008年に第7回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。2009年5月には全ドイツ学生音楽コンクール で第1位(室内楽)を、2010年9月には第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞し、国際的なチェリストとしてのキャリアを本格化させる。
録音では、2016年に「J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ集」(ピアノ:藤井一興)をリリース。2020年12月には「シューマン&メンデルスゾーン」(ピアノ:加藤洋之)をリリースし、レコード芸術誌で特選盤に選ばれた。日本音楽財団より貸与されたストラディヴァリウス1696年製チェロ「ロード・アイレスフォード」を使用している。
北村 朋幹(KITAMURA Tomoki)Piano
東京音楽コンクール第1位ならびに審査員大賞受賞、浜松、シドニー、リーズなどの国際コンクールで入賞。
国内および欧州各地で演奏活動を行っており、2019年からは「Real-time」と題したリサイタルシリーズを展開。びわ湖ホールと滋賀県立美術館で行った「北村朋幹 20世紀のピアノ作品」が、第22回佐治敬三賞受賞。録音は『リスト 巡礼の年 全3年』を含む6作をフォンテックよりリリース。
東京芸術大学入学後、ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業。フランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。ベルリン在住。
*やむを得ない事情により日時・内容等の変更、中止等がある場合がございます