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森本隼太ピアノコンサート

2021年07月10日 [土]
開場14:30 開始15:00
渋谷美竹サロン

出演

プログラム

バッハ:パルティータ 第4番 BWV 828 ニ長調
ラヴェル:鏡

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第28番 Op.101 イ長調
ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番「葬送」 Op.35 CT202 変ロ短調

※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

【完売御礼】
キャンセル待ちのみ受け付けしております。
お電話もしくはメールにてお申し込みくださいませ。
☎︎03-6452-6711
✉️info@mitakesayaka.com

当日、現地払いでお願いいたします。

4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)

※会員のご紹介はこちら

★8Fラウンジにてウェルカムドリンクとお茶菓子をご用意しております。

お問い合わせ先

主催美竹清花さろん/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com
瞠目されている若き俊英がついに登場──
聴衆の心を摑んで離さない凄まじい表現力に、驚愕


昨年のPTNA2020特級ファイナルでのこと、まだあどけなさが残る一人の少年に目が止まった。
「天才少年が PTNA に登場する!」と森本隼太氏の噂を小耳に挟み、実際の演奏を聴くため、コロナ禍のコンクールに足を運んだ。
若き才能の発掘を大切にしてきた当サロンにとっては、大変興味深かった。
だが実態は、そうした噂をはるかに凌駕するものであった。
ラフマニノフ、ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30。
これほど聴き古された名曲にも関わらず、いままで気付かなかった独特の風格美が引き出されている。
彼自身の初心の感動と、作品への共感と敬意が込められ、聴き手の心に深く伝わってくる。それを聴いた聴き手は、体温の上昇を抑えられなかったはずだ。
核心に迫る強弱やテンポの設定に、指揮者をも、オーケストラをも、この少年が先導しているかの錯覚を覚えるほどの箇所もあった。
それにしても、あれほどの演奏を17才の少年がなぜ実現できるのだろうか!
まさに、年齢を超越した驚くべき表現力・・・。
拍手喝采のステージでお辞儀するその少年は、どこか肝が据わった、どっしりとした骨太な雰囲気、これにも驚いた。
彼の存在感はあまりにも圧倒的で、案の定、聴衆賞を受賞した。
森本隼太というピアニストは、音楽を通して、人物としても、今後ますます気になる存在になることは間違いないだろう。
(美竹清花さろん)


プロフィール
森本 隼太(MORIMOTO Shunta)Piano

2004年生まれ。ピティナ・ピアノコンペティション全国大会において、2018年G級金賞、2020年特級銀賞および聴衆賞。2017年第8回福田靖子賞選考会第1位、福田靖子賞受賞。全日本学生音楽コンクールピアノ部門において、2015年第69回小学生の部全国大会第1位、2017年第71回中学生の部全国大会第2位。2018年Aloha International Piano Festivalソロジュニア部門1位、コンチェルト部門優勝。2019年PIANALE International Piano Academy & Competition審査員賞、特別賞KNS Classicalを受賞。2020年Arsonore International Music Festivalに参加。2020年AOIDE Scholarshipを取得。現在、関本昌平氏、William Grant Naboré氏に師事。学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校に在学。