黒川 侑

Kurokawa Yu ヴァイオリン

Profile

第75回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)他3つの特別賞を受賞。2015年ルドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリンコンクールでAnna Piciulin特別賞、第6回仙台国際音楽コンクールで聴衆賞受賞。
スイス・ロマンド管弦楽団、スペイン国立管弦楽団、ブリュッセル室内オーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団など国内外の主要オーケストラと共演している他、リサイタル、室内楽でも好評を博している。また出光音楽賞、青山音楽賞青山賞、倉敷市芸術文化奨励章、岡山芸術文化賞グランプリ、音楽クリティッククラブ賞奨励賞、京都府文化賞奨励賞、京都市芸術新人賞など、その演奏活動への受賞も多数。国際音楽祭ヤング・プラハにおけるルドルフィヌムでのプラハ室内交響楽団との共演は、ヴァイオリニストの故ヨゼフ・スーク氏より絶賛を受け、その後再度の音楽祭への招待においてもワルトシュタイン宮殿を始めチェコ各地での演奏会に出演した。近年では、新実徳英氏による「ソニトゥス・ヴィターリスVI - Hymn」、平野一郎氏による「双子の鳥」をはじめ、新曲作品の初演にも積極的に取り組んでいる。
京都市交響楽団定期演奏会での演奏がCD「名曲ライブシリーズ」(広上淳一氏指揮/プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番)に収録されている他、23年7月には「ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集」をリリース。「NHKBSプレミアム クラシック倶楽部」「ベストオブクラシック」「エンター・ザ・ミュージック」「題名のない音楽会」等メディア出演も多い。
ウィーン、ブリュッセルで研鑽を積んだ後、特待生として全額奨学金を得て桐朋学園大学院大学(修士課程)修了、エコール・ノルマル音楽院高等課程修了。小島秀夫、工藤千博、P.ヴェルニコフ、漆原啓子、堀米ゆず子、藤原浜雄、S.ルセフ、F.シゲティの各氏に師事。
(公財)江副記念リクルート財団 第37回奨学生、(公財)ロームミュージックファンデーション 2016,2017年度奨学生。
京都市立芸術大学非常勤講師。
使用楽器はGuarneri del Gesu (1742)。使用弓はHoward Green。


掲載インタビュー記事
黒川侑&伊東裕に聞く 楽器との出会いから今、演奏家として──【Q&A】前編(2018年12月11日)
黒川侑&伊東裕に聞く 楽器との出会いから今、演奏家として──【Q&A】後編(2018年12月11日)