藤田 真央

Fujita Mao ピアノ

Profile

1998年東京都生まれ。3 歳からピアノを始める。 2019 年 6 月、第 16 回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門にて第 2 位を受賞。審査では聴衆から熱 狂的なスタンディング・オベーションで迎えられ、ネット配信を通じて世界中の注目の的となった。 2017 年、弱冠 18 歳で第 27 回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。併せて「青年批評家賞」「聴衆 賞」「現代曲賞」の特別賞を受賞。 2016 年には、故中村紘子氏が最後に審査員を務めた浜松国際ピアノアカデミーコンクールで第1位に輝く など、国内外での受賞を重ねている。 初めてのリサイタルを 2013 年に開催。以降、国内はもとより、各地でリサイタル、オーケストラと共演している。 これまでに、オレグ・カエターニ、リッカルド・ミナーシ、小林研一郎、現田茂夫、飯森範親、大友直人、レイ・ ホトダ、クリスティアン・ツァハリアス、リュー・ジア、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京 交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ユタ交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、マカオ管弦楽団 等と共演。 ルール音楽祭、ショパン国際音楽祭(ポーランド)、アッシジ音楽祭(イタリア)、バート・ラガッツ次世代音楽祭 (スイス)などの音楽祭に招待されリサイタルを行っている。また 2018 年夏にはヴェルビエ音楽祭にアカデミ ー生として参加した。 2018/2019 シーズンは、「横浜市招待国際ピアノ演奏会」、Bunkamura 30 周年記念企画「クラシック・ロシア by Pianos」、「トッパンホール ニューイヤーコンサート」などのガラ公演に出演した他、完売になったヤマハホールの リサイタルは「聴く喜びを生む 新星の美しい音色」と評された。2018 年 10 月には、スイス、並びにパリのルイ・ヴィ トン財団主催 New Generation シリーズに招かれ演奏。2019 年 3 月には、カーチュン・ウォン指揮/読売日本交 響楽団とラフマニノフ:ピアノ協奏曲第 3 番、秋山和慶指揮/東京交響楽団とジョリヴェ:ピアノ協奏曲「赤道コンチ ェルト」を共演し、高い評価を得た。 今後は、飯守泰次郎指揮/東京シティ・フィルとベートーヴェン:ピアノ協奏曲第 5 番「皇帝」、小林研一郎指揮/ 日本フィルハーモニー交響楽団とチャイコフスキー:ピアノ協奏曲、モーツァルト:ピアノ協奏曲第 20 番を共演。 今秋に公開される映画『蜜蜂と遠雷』では、風間塵役の演奏を担当することが発表され、話題になっている。 CD はナクソス・ジャパンから 3 枚リリース。 現在、特別特待奨学生として東京音楽大学 3 年ピアノ演奏家コース・エクセレンスに在学し研鑽を積んでいる。
(2019年1月・出演時時点)

掲載インタビュー記事
藤田真央の"音の美しさ"の秘密に迫る【Q&A】(2018年05月22日)