伊藤　悠貴

15歳で渡英。2010年ブラームス国際コンクール優勝、11年英国最高峰として知られるウィンザー祝祭国際弦楽コンクールで日本人初優勝。19年齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
ソリストとしてフィルハーモニア管弦楽団、クラーゲンフルト歌劇場管弦楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団などの国内外主要オーケストラ、小澤征爾、V.アシュケナージ、小林研一郎などの指揮者や演奏家と共演。国内はもとより、ウィグモア・ホール、ロイヤル・フェスティバル・ホールをはじめ各国の権威あるホールでのリサイタルや音楽祭に招かれ、メディアへの出演も多い。
幅広いレパートリーの中でもとりわけラフマニノフ作品、およびイギリス音楽の多分野に渡る研究・演奏をライフワークとし、毎年開催されるオール・ラフマニノフのリサイタルシリーズは、回を重ねるごとに深化を続けている。
指揮者として2013年よりナイツブリッジ管弦楽団（英）芸術監督を務め、16年には日本アンゴラ外交関係樹立40年記念・カポソカ交響楽団日本ツアーを成功に導いた。
倉田澄子、A.ボヤールスキイ、D.ゲリンガス各氏に師事。英国王立音楽大学首席卒業。
OTTAVAラジオ「伊藤悠貴 The Romantic」パーソナリティ。「奇跡のチェロ・アンサンブル」プロデューサー。ピアノ芸術研究会特別会員。シャネル・アーティスト。
使用楽器は日本ヴァイオリンより貸与された1734年製ゴフリラー。
（2018年3月・出演時時点）