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尾崎未空&小林海都 至高のピアノデュオ

2024年12月27日 [金]
開場18:30 開始19:00
渋谷美竹サロン

出演

尾崎 未空(Misora OZAKI)Piano
千葉県出身。
2016年第40回ピティナピアノコンペティション特級グランプリ、及び文部科学大臣賞受賞。第20回浜松ピアノアカデミーコンクール第3位。2010年いしかわミュージックアカデミーIMA音楽賞。2012 年第 8 回モスクワ·ショパン国際青少年コンクール(ロシア)第 3 位、及び最優秀小品演奏特別賞受賞。2014年第14回ルービンシュタイン国際ピアノコンクール(イスラエル)では最少年セミファイナリスト。2019年第15回MozARTe international piano competition (ドイツ·アーヘン)で第一位及び聴衆賞を受賞。 2021年第4回タリン国際ピアノコンクール (エストニア) で第3位、及びENSO(エストニア国立交響楽団) 賞受賞。来シーズンにはソリストとして同オーケストラとコンサート出演が決まっている。
2009 年にめぐろパーシモンホールにて初リサイタル、翌年水戸·佐川文庫にてリサイタルを開催して以来、国内外で数多くの演奏会やオーケストラとの共演、また近年は室内楽も積極的に行っている。これまでに共演したオーケストラには、リトアニア国立交響楽団、エストニア国立交響楽団、ミネソタ管弦楽団、ポーランド·クラクフ室内管弦楽団、ポ-ランド·シレジア管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団等、またドイツ、オーストリア、イギリス、ポーランドなどでリサイタルやコンサート出演を重ねる。2017年3月キングレコードよりデビューCD「MISORA」をリリース、5月には浜離宮朝日ホールにてリサイタルを開催し、高く評価された。 昭和音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、同附属ピアノアートアカデミー在籍。2018 年秋よりミュンヘン音楽演劇大学に在学。江口文子氏、アンティ·シーララ氏に師事。

 

小林海都(Kaito KOBAYASHI)Piano
神奈川県横浜市生まれ。
2021年、リーズ国際ピアノコンクールにて46年ぶりに日本人歴代最高位の第2位及びヤルタ・メニューイン賞(最優秀室内楽演奏賞)を受賞。更に2024年第12回浜松国際ピアノコンクールに於いて第3位受賞。これまでにドイツのエトリンゲン国際青少年ピアノコンクールのカテゴリーB(20歳以下の部)歴代最年少優勝及びハイドン賞、ポルトガルのサンタ・チェチーリア国際ピアノコンクール第3位、東京音楽コンクール第2位、松方ホール音楽賞などを受賞。高校在学中にマリア・ジョアン・ピリス氏のワークショップにおいて留学を勧められ高校卒業後に渡欧。ベルギーのエリザベート王妃音楽院にてピリス氏に師事。同氏の若手育成プロジェクトの一員としてイタリア、モロッコ、日本でのコンサートツアー、ポルトガルのベルガイシュ村での収録にも携わった。NHK交響楽団をはじめベルギー国立管弦楽団、バーゼル交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団など国内外のオーケストラと共演。2022年12月、東京・紀尾井ホール、ロンドン・ウィグモアホールにて本格的なリサイタルデビュー。中学生よりヤマハマスタークラス特別コースに在籍し、上野学園高等学校音楽科演奏家コースを特待生として卒業。エリザベート王妃音楽院での2年間の在籍を経て、バーゼル音楽院にて、学士課程、修士課程演奏科、修士課程ソリスト科を修め、2023年卒業。同時に最優秀修士リサイタル演奏に贈られるBrambilla賞を受賞。
ピアノをマリア・ジョアン・ピリス、湯口美和、故ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、横山幸雄、田部京子、クラウディオ・マルティネス=メーナーの各氏に師事。
2014年・2015年ロームミュージックファンデーション奨学生。江副記念リクルート財団第45・48回生。

プログラム

ベートーヴェン:4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 Op.6(4手連弾)
ショパン:ノクターン第8番 変ニ長調 Op.27-2
バラード第3番 変イ長調 Op.47(ソロ:小林)
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940(4手連弾)


ブラームス:6つの小品 間奏曲 イ長調 Op.118-2(ソロ:尾崎)
リスト:超絶技巧練習曲より 第5番『鬼火』、第8番『荒野の狩り』(ソロ:尾崎)
ブラームス:交響曲第1番より 第4楽章(4手連弾)


*プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

当日、現地払いでお願いいたします。

5,000円(一般・全席自由席)
4,500円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)

※会員のご紹介はこちら
https://mitakesayaka.com/members/

★8Fラウンジにてウェルカムドリンクとお茶菓子をご用意しております。

お問い合わせ先

主催渋谷美竹サロン/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com

マレイ・ペライア氏の薫陶(尾崎未空氏)、
マリア・ジョアン・ピリス氏に師事(小林海都氏)、
欧州で研鑽を積む至高のピアノデュオが実現。
しかも、両師が愛した珠玉の1台4手(シューベルト「ファンタジー」D 940)演奏!


4手連弾の"最高傑作"としてたびたび挙げられるのがシューベルト「ファンタジー」D 940。
マリア・ジョアン・ピリス&フセイン・セルメットやマレイ・ペライア&ラドゥ・ルプーなど、世界の巨匠たちも録音を残しているほど、シューベルト音楽の真髄が詰まった魅力に満ちた言わずと知れた作品だ。
この深淵なる傑作に挑むのが、欧州で研鑽を積み、国際的に活躍する二人のピアニスト、尾崎未空氏と小林海都氏だ。
尾崎未空氏はマレイ・ペライア氏の薫陶を受け、小林海都氏はマリア・ジョアン・ピリス氏に師事。まさにピアノ音楽史を繋ぐ貴重な瞬間を目の当たりにする体験となるだろう。

尾崎氏は、12歳でオーケストラと共演し、2019年第15回MozARTe international piano competition (ドイツ・アーヘン)で第1位、 2021年第4回タリン国際ピアノコンクール (エストニア) で第3位等、数々の国際コンクールで優勝経験を持つ。時間空間の概念すら超越した彼女の音楽は、もはや単なる演奏ではなく、芸術そのもの。ピアニストという肩書きでは到底言い表せない、"表現者"として圧倒的な存在感を示している。
一方、小林氏も兼ねてより注目されてきた俊才だが、2021年リーズ国際ピアノコンクールで内田光子に並ぶ日本人歴代最高位の第2位を受賞と実力派だ。彼の特長ともいえる精彩でリリカルな歌心はかつての巨匠を彷彿とさせる。そしてこだわり抜いた深い解釈によって、作品は息をのむほどの美しさを放ち、聴く者の心を掴むのだ。

他プログラムも、個性的なピアニズムが光る内容だ。
ショパンの繊細な心の機微を映し出すノクターンやバラード。そして、リストの魔術的な世界観へと誘う超絶技巧作品。
さらに、ブラームスの交響曲第1番より第4楽章では、かの壮大なオーケストラの響きを4手連弾で表現する!
ちなみにオーケストラ作品をピアノ連弾で聴くのは、美竹サロンでは初めての試みだ。

苦悩と喜び、絶望と希望、そして救済、昇華へ───
1台のピアノが奏でる、これほど可能性に満ちた壮大な音楽の旅はそうないだろう。もしかしたらもう二度と味わえないかもしれない。
この年末は、奇跡のような至高のピアノデュオで特別な時間を過ごしたい。
(渋谷美竹サロン)