世界最高峰トリオ=葵トリオが美竹サロン・ニューイヤーコンサートコンサートに登場
~どんな音楽の奇跡が待っているのか!待望の衝撃と感動の2日間~
葵トリオの日本での公演は希少価値が高く、チケットが一日で売り切れてしまうことが多く、大変に注目されています。
そんな葵トリオが、同じ"葵"を象徴とする小さな美竹サロン(渋谷)に臨場し、2夜連続のニューイヤー・コンサートが実現することになりました!
世界最難関コンクールの一つであるミュンヘン国際音楽コンクールで日本人初の第1位、室内楽分野では、ニューヨークを中心に44年間活躍した今や伝説の弦楽四重奏「東京クヮルテット」以来、48年ぶりの快挙を成し遂げたのが葵トリオです。
この葵トリオが再び美竹サロンに登場します。しかもニューイヤー・コンサートとして、2日間異なるプログラムで臨みます。
葵トリオは2016年に、小川響子さん(Vn)、伊東裕さん(Vc)、秋元孝介さん(Pf)の3人によって結成されました。(3人の名字の頭文字“AOI”から『葵トリオ』と命名。因みに美竹清花さろんの紋章は“双葉葵”です)
3人ともソリストとしても活躍しており、小川響子さんは2012年の東京音楽コンクールで第1位、現在、ベルリンフィル・カラヤン・アカデミーに在籍。伊東裕さんは2008年日本音楽コンクールで第1位。秋元孝介さんはロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクールで第2位に入賞と、錚々たる実績を挙げています。2014年から16年にかけてはサントリーホール室内楽アカデミーの3期生に選出されています。
葵トリオの奏でる音楽は、メンバー一人ひとりの演奏のすばらしさは当然、アンサンブルとしての美しさ、瑞々しさ、バランス、安定感はまさに驚異的なレベルに達しています。完璧な演奏というのはこのような演奏のことなのだろうと、強い説得力で迫ってくるものがあります。
また、若いメンバーですが、その滋味あふれる音色、響きからは、すでに巨匠クラスの貫禄、オーラを香り高く放っています。それぞれの才能と個性が最大限に輝きを増し、音楽で対話する──本物の"THEアンサンブル"と言えるでしょう。
葵トリオが美竹サロンのような小さなサロン会場で演奏することは極めて稀なことです。ヴァイオリンの胴体の中で演奏を体感することができるというバイロイト歌劇場をイメージして設計された小さなサロンである美竹サロンでは、広いホールでは決して味わえない圧倒的な臨場感をもって、全身の細胞で音楽を体験することができます。
しかも今回のニューイヤー・コンサートは、世界最高の響き、演奏である葵トリオです。
プログラムは以下です。
・新年を迎えるのにふさわしい
ベートーヴェン、ピアノ三重奏曲 第1番 変ホ長調 op.1-1。
・ため息が出てしまうくらい美しく哀愁漂う旋律が魅力的な
クララ・シューマンのピアノ三重奏曲 ト短調 op.17。
・円熟の境地を味わえる
ブラームスのこれぞ"ドイツ・ロマン派"な
ピアノ三重奏曲 第2番 ハ長調 op.87。
・
メンデルスゾーンの死の2年前に作曲され、壮大なドラマが描かれた
ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 op.66。
・第1次世界大戦勃発時に描かれた、
ラヴェルの研ぎ澄まされた感性が凝縮された
ピアノ三重奏曲 イ短調。
2夜それぞれ特色のあるプログラムです。どちらも聴き逃せないという方が多いことが予想されますので、2日連続通し券(特別価格)もご用意しています。
さらに、新年初のニューイヤー・コンサート、そしてそんな特別なコンサートに最高峰のアンサンブル、葵トリオをお迎えすることを記念し、お年賀として美竹サロンオリジナルグッズもプレゼントさせていただきます。
(美竹清花さろん)
プロフィール
ピアノ三重奏:葵トリオ(Aoi Trio, piano trio)
ピアノ:秋元孝介(Kosuke Akimoto,)Piano
ヴァイオリン:小川響子(Kyoko Ogawa)Violin
チェロ:伊東裕(Yu Ito)Cello
「『とても高い個々の技術を備えた3人の素晴らしい奏者』、そして『ピアノ三重奏としてのサウンドと精神』。優れたピアノ三重奏を形成するこの2つの要素が、完璧なバランスでした。」 -ヴァンサン・コック(トリオ・ヴァンダラー, ピアニスト)<音楽の友2018年11月>-
「幅広いレパートリーで、類まれなほど多才であり、優れた洞察力を伴った演奏を披露。」 -<The Strad 2019年1月>-
2018年9月にミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で、日本人団体として初の優勝を受賞した、現在最も注目を集めるピアノ三重奏。
東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミー第3期生として出会い、2016年に結成。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けた。伊藤恵、中木健二、花田和加子、原田幸一郎、堀正文、松原勝也、山崎伸子に師事。
2018年12月には、コンクール優勝記念の凱旋公演をサントリーホールブルーローズで開始して好評を博す。
第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞(新日鉄住金音楽賞は2019年4月より日本製鉄音楽賞に改称)受賞。
2019年4月より拠点をドイツに移し、ミュンヘン音楽大学のD. モメルツに師事。国内外の公演に出演している。
公式ホームページ:
http://aoitrio.com/
(2019年4月26日現在)
秋元 孝介(Kosuke Akimoto)Piano
兵庫県西宮市出身。兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部、同大学院音楽研究科修士課程をそれぞれ首席で修める。これまでに、第2回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール 第2位、第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール 特別賞などを受賞。各地でソロリサイタルを開くほか、オーケストラとの共演や室内楽公演、アウトリーチ活動も積極的に行っている。また、師の有森博とのピアノデュオ活動を全国各地で展開しており、ストラヴィンスキーの「春の祭典」を収録したCDが2017年6月に発売、特選版に推薦された。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。これまでに、緒方裕子、片山優陽、青井彰、有森博の各氏に師事。現在は日本とドイツで演奏活動を行いながら、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程にて研鑽を積んでいる。
(2019年3月4日現在)
小川 響子(Kyoko Ogawa)Violin
奈良県橿原市出身。東京芸術大学、及び同大学院修士課程修了。第10回東京音楽コンクール弦楽部門第1位、聴衆賞を受賞。これまでに東京交響楽団、新日本フィル、日本フィル、東京都交響楽団などのオーケストラと多数共演。また、アンネ=ゾフィ・ムター、小澤征爾、大友直人、梅田俊明、大井剛史の各氏らとソリストとして共演。また、原田幸一郎、磯村和英、池田菊衛、小山実稚恵、山崎伸子、川本嘉子の各氏など、日本を代表する室内楽奏者と共演。サイトウ・キネン・オーケストラに最年少メンバーとして参加、東京フィルハーモニー交響楽団第1ヴァイオリンフォアシュピーラー契約団員を務めるなど、ソロ、室内楽、オーケストラなど様々な分野で活動している。また文化庁派遣事業にてアウトリーチ活動も行う。これまでに、塩谷峰子、西和田ゆう、原田幸一郎、漆原朝子、松原勝也、堀正文の各氏に師事。サントリーホール室内楽アカデミー第3期、第4期フェロー。2017年度ヤマハ音楽支援制度奨学生。現在、ベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーに在籍、樫本大進氏の指導を受ける。
(2019年3月4日現在)
伊東 裕(Yu Ito) Cello
奈良県生駒市出身。日本演奏家コンクール小学生部門第1位、及びグランプリ受賞。泉の森ジュニアチェロコンクール小学生部門及び、中学生部門金賞。大阪国際音楽コンクール中学生部門第1位、及びジャーナリスト賞、大阪府知事賞受賞。第77回日本音楽コンクールチェロ部門第1位受賞、徳永賞受賞。カルテット・アルパとして、バンフ国際弦楽四重奏コンクール2016にて、Career Development Awardsを受賞。2015年度、2016年度松尾学術振興財団より助成を受ける。2016年リゾナーレ最優秀賞受賞。
これまでに長岡京室内アンサンブル、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、神戸市室内合奏団、藝大フィル他オーケストラと協演。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、小澤征爾音楽塾オーケストラ、また中之島国際音楽祭、いこま国際音楽祭、武生国際音楽祭、ムジークフェストなら、北九州国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭等に参加。NHK-FMリサイタル・ノヴァ、クラシック倶楽部、トッパンホールランチタイムコンサート、紀尾井ホール「明日への扉」、JTが育てるアンサンブルシリーズなどに出演。藝大にて福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞、平山郁夫文化芸術賞受賞。これまでに斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子、中木健二各氏に師事。東京藝術大学音楽学部を首席で卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了。現在ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてエンリコ・ブロンツィ氏に師事。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。葵トリオ、ステラ・トリオ、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。
ヤマハ音楽支援制度2011年度奨学生。
(公財)青山財団2014年度奨学生。
(公財)ローム音楽財団2017年度奨学生。
(2019年3月5日現在)