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鈴木舞&實川風 デュオリサイタル

2021年04月10日 [土]
開場14:00 開始15:00
渋谷美竹サロン

出演

ヴァイオリン鈴木 舞
ピアノ實川 風

プログラム

シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 二短調 Op.121

プロコフィエフ:5つのメロディ Op.35 bis
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.94 bis

※プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

当日、現地払いでお願いいたします。

5,000円(一般・全席自由席)
4,500円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)

※会員のご紹介はこちら

お問い合わせ先

主催美竹清花さろん/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com
深化と進化を続ける注目の二人。
悲哀に充ちたシューマンと、プロコフィエフの閃き──


鈴木 舞 × 實川 風の進化し続けるデュオが贈る、期待のシューマン&プロコフィエフ第2回!

美竹サロンではお馴染みになりつつある彼らの音楽は、生演奏ならではの新鮮な輝きを放ち、いつも聴き手の魂にまっすぐに届く。鈴木氏のヴァイオリンは深く、熱く、雄弁、そして限りなく颯爽としている。

彼女の弾き姿はあまりに美しく清らかで神々しく、多くを語らずともヴァイオリンに全てを捧げているのが伝わってきて、こみ上げてくるものがある。

その求道的で厳しい姿勢は、まるで"ヴァイオリンの女流剣士"と表現したくなるくらいの凛々しさだ。近年、その類稀なる表現力に益々磨きがかかっているようだ。

そんな彼女のヴァイオリンと対話するように、實川氏のピアノが清流の如く心地よく音楽を導く。

彼のピアノは常に自然な音のエネルギーにまかせて進み、奥深い世界からの共感を示す。

その響きはあまりに美しく、響きのなかに生まれる静寂や無音と沈黙さえも、すべてが生き生きとした生命あふれる一つの音楽となる。

さて、今回は前回に引き続きシューマンとプロコフィエフに着眼したプログラムにも注目したい。

劇的な雰囲気を持ちつつ、精細な音の流動とシューマンらしい悲哀に充ちた旋律線が魅力的なヴァイオリンソナタ第2番。

前回のプロコフィエフ・ヴァイオリンソナタ第1番の演奏では、全身全霊で汗を光らせて演奏する姿に拍手喝采!

ロシアを代表する作曲家、天才プロコフィエフのユーモアで前衛的かつどこかシニカルな魅力を、今回は第2番で存分に体験できることだろう。

(美竹清花さろん)


プロフィール
鈴木 舞(SUZUKI Mai)Violin

東京藝術大学を卒業。ローザンヌ、ザルツブルク、ミュンヘンで研鑽を積む。
ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリンコンクール第1位。スピヴァコフ国際ヴァイオリンコンクール第2位。
ヨルマ・パヌラ指揮クオピオ響はじめホーフ響、モラヴィアフィル、ローザンヌ室内管、クロアチア放送響と、国内では読売日響、東響、日本フィル、日本センチュリー響等と共演。
フランスや日本の作品によるデビュー録音ではCD「Mai favorite」(キング)が2021年「ルドン、ロートレック展」のオーディオガイドに採用されたほか、CD「アンリ・マルトー: 作品集第5集 - 24のカプリース Op.25」(ドイツ Solo Musica)に参加。日経ミュージックセレクションCDでは東響とベートーヴェン、マスネを収録した。
使用楽器は1683年製のニコロ・アマティ。
Web site: maiviolin.com


實川 風(JITSUKAWA Kaoru)Piano

2015年ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール(パリ・フランス)第3位、最優秀リサイタル賞、最優秀新曲演奏賞を受賞。2016年カラーリョ国際ピアノコンクール(カラーリョ・イタリア)にて第1位を受賞。本格的に国内外での演奏活動を広げる。
ベートーヴェンを核とした重厚なレパートリーに取り組む一方、邦人作品の初演でも作曲家より指名を受け携わる。 
海外の音楽祭への招待には、上海音楽祭、ソウル国際音楽祭、ノアン・ショパンナイト(フランス)・アルソノーレ(オーストリア)がある。
東京藝術大学附属高校・東京藝術大学を首席で卒業し、同大学大学院(修士課程)修了。
山田千代子・御木本澄子、多 美智子、江口玲の各氏に師事。グラーツ国立音楽大学ポストグラデュエイト課程にて、マルクス・シルマー氏に師事。