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尾崎未空&小林海都 至高のピアノデュオ

2024年12月27日 [金]
開場18:30 開始19:00
渋谷美竹サロン

出演

尾崎 未空(Misora OZAKI)Piano
12歳でオーケストラと初共演、翌年に初リサイタルを開催して以来、国内外で数多くの演奏会に出演。ドイツ、オーストリア、イギリス、オランダ、ポーランド、ノルウェー、日本各地などでリサイタル開催やコンサート出演を重ねる。2016年第40回ピティナピアノコンペティション特級グランプリ。2019年第15回MozARTe international piano competition(ドイツ・アーヘン)で第1位及び聴衆賞を受賞。
2022年にはヘンレ出版社主催による、マレイ・ペライア氏のマスタークラスに参加、ミュンヘンの同社オフィスにてサロンコンサ-トに招かれ、バッハの『ゴルトベルク変奏曲』を演奏した。ピアノをアンティ・シーララ氏、江口文子氏に師事。現在ミュンヘン在住。

小林海都(Kaito KOBAYASHI)Piano
2021年リーズ国際ピアノコンクールで、日本人歴代最高位の第2位及び最優秀室内楽演奏賞を受賞。その他エトリンゲン国際青少年コンクール歴代最年少優勝をはじめ数多くのコンクールで結果を残す。リサイタル、室内楽に加え、NHK交響楽団、ベルギー国立管など国内外のオーケストラと共演。
2023年バーゼル音楽院修士課程ソリスト科卒業。これまでにマリア・ジョアン・ピリス、湯口美和、故ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、横山幸雄、田部京子、クラウディオ・マルティネス=メーナーの各氏に師事。

プログラム

ベートーヴェン:4手のためのピアノ・ソナタ ニ長調 Op.6(4手連弾)
ショパン:ノクターン第8番 変ニ長調 Op.27-2
バラード第3番 変イ長調 Op.47(ソロ:小林)
シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D940(4手連弾)


ブラームス:6つの小品 間奏曲 イ長調 Op.118-2(ソロ:尾崎)
リスト:超絶技巧練習曲より 第5番『鬼火』、第8番『荒野の狩り』(ソロ:尾崎)
ブラームス:交響曲第1番より 第4楽章(4手連弾)

*プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

当日、現地払いでお願いいたします。

5,000円(一般・全席自由席)
4,500円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)

※会員のご紹介はこちら
http://mitakesayaka.com/regular-member

★8Fラウンジにてウェルカムドリンクとお茶菓子をご用意しております。

お問い合わせ先

主催渋谷美竹サロン/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com

マレイ・ペライア氏の薫陶(尾崎未空氏)、
マリア・ジョアン・ピリス氏に師事(小林海都氏)、
欧州で研鑽を積む至高のピアノデュオが実現。
しかも、両師が愛した珠玉の1台4手(シューベルト「ファンタジー」D 940)演奏!


4手連弾の"最高傑作"としてたびたび挙げられるのがシューベルト「ファンタジー」D 940。
マリア・ジョアン・ピリス&フセイン・セルメットやマレイ・ペライア&ラドゥ・ルプーなど、世界の巨匠たちも録音を残しているほど、シューベルト音楽の真髄が詰まった魅力に満ちた言わずと知れた作品だ。
この深淵なる傑作に挑むのが、欧州で研鑽を積み、国際的に活躍する二人のピアニスト、尾崎未空氏と小林海都氏だ。
尾崎未空氏はマレイ・ペライア氏の薫陶を受け、小林海都氏はマリア・ジョアン・ピリス氏に師事。まさにピアノ音楽史を繋ぐ貴重な瞬間を目の当たりにする体験となるだろう。

尾崎氏は、12歳でオーケストラと共演し、2019年第15回MozARTe international piano competition (ドイツ・アーヘン)で第1位、 2021年第4回タリン国際ピアノコンクール (エストニア) で第3位等、数々の国際コンクールで優勝経験を持つ。時間空間の概念すら超越した彼女の音楽は、もはや単なる演奏ではなく、芸術そのもの。ピアニストという肩書きでは到底言い表せない、"表現者"として圧倒的な存在感を示している。
一方、小林氏も兼ねてより注目されてきた俊才だが、2021年リーズ国際ピアノコンクールで内田光子に並ぶ日本人歴代最高位の第2位を受賞と実力派だ。彼の特長ともいえる精彩でリリカルな歌心はかつての巨匠を彷彿とさせる。そしてこだわり抜いた深い解釈によって、作品は息をのむほどの美しさを放ち、聴く者の心を掴むのだ。

他プログラムも、個性的なピアニズムが光る内容だ。
ショパンの繊細な心の機微を映し出すノクターンやバラード。そして、リストの魔術的な世界観へと誘う超絶技巧作品。
さらに、ブラームスの交響曲第1番より第4楽章では、かの壮大なオーケストラの響きを4手連弾で表現する!
ちなみにオーケストラ作品をピアノ連弾で聴くのは、美竹サロンでは初めての試みだ。

苦悩と喜び、絶望と希望、そして救済、昇華へ───
1台のピアノが奏でる、これほど可能性に満ちた壮大な音楽の旅はそうないだろう。もしかしたらもう二度と味わえないかもしれない。
この年末は、奇跡のような至高のピアノデュオで特別な時間を過ごしたい。
(渋谷美竹サロン)