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 葵 トリオ

 葵 トリオ
ピアノ, ヴァイオリン, チェロ

2018年9月にミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で、日本人団体として初の優勝を受賞した、現在最も注目を集めるピアノ三重奏。東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミー第3期生として出会い、2016年に結成。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けた。伊藤恵、中木健二、花田和加子、原田幸一...
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森本 隼太

森本 隼太
ピアノ

2004年生まれ。ピティナ・ピアノコンペティション全国大会において、2018年G級金賞、2020年特級銀賞および聴衆賞。2017年第8回福田靖子賞選考会第1位、福田靖子賞受賞。全日本学生音楽コンクールピアノ部門において、2015年第69回小学生の部全国大会第1位、2017年第71回中学生の部全国大会第2位。2018年Aloha International Piano Festivalソロジュニア部門1位、コンチェルト部門優勝...
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務川 慧悟

務川 慧悟
ピアノ

1993年生まれ。東京藝術大学1年在学中の2012年第81回日本音楽コンクール第1位受賞を機に本格的な演奏活動を始める。2015年エピナル国際ピアノコンクール(フランス)第2位。2016年イル・ド・フランス国際ピアノコンクール(フランス)第2位。コープ・ミュージック・アワード国際コンクール(イタリア)ピアノ部門第1位、各部門優勝者によるファイナルにて聴衆賞...
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藤田 真央

藤田 真央
ピアノ

1998 年東京都生まれ。3 歳からピアノを始める。2019年6月、第16回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門にて第2位を受賞。審査では聴衆から熱狂的なスタンディング・オベーションで迎えられ、ネット配信を通じて世界中の注目の的となった。2017年、弱冠18歳で第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。併せて「青年批評家賞」「聴衆賞」「現代曲賞」...
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秋元 孝介

秋元 孝介
ピアノ

兵庫県西宮市出身。兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、東京藝術大学、同大学院修士課程修了。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、大賀典雄賞、三菱地所賞、クロイツァー賞、平山郁夫文化芸術賞などを受賞。これまでに第2回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール第2位、第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール特別賞などを受賞。
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鈴木  舞

鈴木  舞
ヴァイオリン

2007年チャイコフスキー国際コンクール最年少セミファイナリスト、 2013年ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリンコンクール(クロアチア)第1位。オルフェウス室内楽コンクール(スイス)第1位。2016年スピヴァコフ国際ヴァイオリンコンクール第2位。 東京藝大を経て、ローザンヌ、ザルツブルグ、ミュンヘンで研鑽を重ねる。これまでにスイス、チェコ、フィン...
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中  恵菜

中  恵菜
ヴィオラ

2016年第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、2019年ニューヨークで開催されたYoung Concert Artists International Auditionにて優勝、その他多数優勝。新日本フィルハーモニー交響楽団 首席ヴィオラ奏者。CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。
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石上 真由子

石上 真由子
ヴァイオリン

日本音楽コンクール等、国内外のコンクールで優勝・受賞多数。国内外でソロ・室内楽・オーケストラ等、幅広く活躍。Music Dialogue、CHANEL Pygmalion Days室内楽、京都コンサートホール、おんかつアーティスト。京都市芸術新人賞、大阪文化祭賞、青山音楽賞受賞。日本コロムビアよりCDリリース。
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名誉顧問

Yokoyama

横山幸雄

1990年ショパン国際コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞以来、 人気実力ともに音楽界をリードするトップアーティストとして活躍。
2010年に、ポーランド政府より、ショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を 行った世界で100名の芸術家に贈られる「ショパンパスポート」が授与される。
同年「ショパン・ピアノ・ソロ全166曲コンサート」および2011年には「212曲」を演奏し、 「24時間でもっとも多い曲数を1人で弾いたアーティスト」としてギネス世界記録に認定。
この公演は毎年少しずつ形を変えてゴールデンウィークの恒例コンサートとなる。
2013年からベートーヴェン生誕250周年に向けてスタートした「ベートーヴェン・プラス」や、 2015年、パリにおいてラヴェル生誕140年を記念し全曲演奏会を成功させるなど、 数々の意欲的な取り組みにより高い評価を確立している。
CDは文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等、栄えある賞を受賞。 最新CDは「雨だれのプレリュード」(ソニー・ミュージックダイレクト)。

前人未踏の偉業を成しつつある稀有なピアニスト

横山幸雄のようなピアニストは、世界のどこにも見たことも聞いたこともありません。 たとえば、毎年恒例になっているゴールデンウィークの「入魂のショパン」では、午後1時から9時まで正味6時間、 すべて完全に暗譜で、しかもパーフェクトな名演奏を成し遂げています。
横山幸雄のコンサートでは毎回そうですが、6時間でも10時間でも、演奏時間には関係なく、すべて暗譜で取り組み、 すばらしい演奏を披露します。
おそらく現在、このように自由自在に、極上のショパンをパーフェクトに弾けるピアニストは世界中を探しても 横山幸雄以外にいないと思います。
普段の横山幸雄さん以外のピアノのコンサートでは、正直なところ「またショパンか…ショパンではなくバッハが聴きたい…」 となってしまったりするのですが、横山幸雄のショパンはやはり凄い! 随所で鳥肌もの! やはり王者の貫禄です!(もちろんショパンだけではなく、今後のさまざまな取り組みを大いに期待せざるを得ません) 世界でも稀有のピアニストと書きましたが、横山さんほど日本人の感性の美しさをピアノで表現できている人もわたしは知りません。
極上のバランス感覚をそなえ、清潔で、緻密で、正確で、透明で、美しく、儚さ、侘び寂びさえも感じさせるところがあり、 決して行きすぎることのない絶妙な中道を保つ…これらには日本人としての感性が深くかかわっているのではないでしょうか。
それだけではなく、横山幸雄さんのワイン好きも関係しているはずです。横山幸雄さんの演奏は、とても上質な極上のワインの味と薫りが 漂っているといってもいいと思います。
横山幸雄さんのオールマイティがあまり話題にならないのが不思議ですが、たとえば、横山さんのバッハのゴールドベルク変奏曲(CDとして発売) これも絶品です。グールドの晩年の演奏はグールドの“白鳥の歌”ともいえるすばらしいものですが、横山幸雄のゴールドベルクもまちがいなく 歴史に遺る名演です。
現在の横山さんは、中村紘子さんの跡を継ぎ、日本パデレフスキー協会の会長も引き受けられるなど、大変な過密スケジュールをすごされています。
そんななか、わたしどものような名もない、些細な渋谷美竹サロンの申し出に対して、その意義をご理解くださり、快くご賛同くださいました。
若い音楽家・演奏家さんとともに歩んでいこうとしている渋谷美竹サロンにとっては、この上ない無上の喜びです。
ピアニストとして最高の模範となるだけでなく、音楽に対する姿勢、そしてお人柄、生きざままでを学んでいただきたいと考えています。(渋谷美竹サロン)