葵トリオ with 磯村英和(伝説の東京クヮルテット創設メンバー)
"レジェンド"東京クァルテットの磯村和英氏と、 葵トリオとの夢の共演、熱い対話
日本のアンサンブルで初めてにして唯一ともいえる伝説の弦楽四重奏団 "東京クヮルテット"
そしてその創始メンバーのヴィオリスト磯村和英氏と、 葵トリオの夢の共演が実現する!
世界の権威ある国際コンクールの中でも、歴史と伝統を誇る難関なコンクールとして知られるミュンヘン国際音楽コンクール。
1970年、弦楽四重奏部門で東京クヮルテットが優勝して以来48年ぶりに、2018年ピアノ三重奏部門で葵トリオが優勝を飾った。まさにバトンを受け取った瞬間である。
この共演は過去、現在、未来の室内楽の歴史を繋ぐ、貴重な瞬間になることだろう。
また室内楽の醍醐味を知り尽くした磯村氏ならではの、アフタートークも聴き所の一つだろう。
(渋谷美竹サロン)
プロフィール
磯村 和英(ISOMURA Kazuhide)Viola
世界的に44年間活躍を続けた東京クヮルテットでヴィオラを創設から解散まで務めた。桐朋学園でヴァイオリンをジャンヌ・イスナール、小林健次、室内楽を齋藤秀雄に学び、1968年よりニューヨークのジュリアード音楽院に於いて、ヴァイオリンをイヴァン・ガラミアン、ヴィオラをウォルター・トランプラー、室内楽をロバート・マン、ラファエル・ヒリヤーに学ぶ。1970年にミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で1位となり、ニューヨークを拠点に世界各地で演奏活動を続けた。室内楽の指導には長年積極的に取り組み、イエール大学で教鞭をとる他、アメリカ、ヨーロッパ、日本で数多くの室内楽講座を行う。東京クヮルテットのレコーディングは、グラモフォン年間最優秀室内楽賞等受賞した録音も数多く、グラミー賞には7回ノミネート。磯村個人としても、ヴィオラ・ソロとソナタのCDをリリースしている。2013年外務大臣表彰、2014年アメリカン・ヴィオラ・ソサエティーよりキャリア・アチーヴメント賞を授与された。現在、桐朋学園特命教授、サントリーホール室内楽アカデミーのファカルティを務める。
ピアノ三重奏:葵トリオ Aoi Trio, piano trio
ピアノ:秋元 孝介 Kosuke Akimoto, piano
ヴァイオリン:小川 響子 Kyoko Ogawa, violin
チェロ:伊東 裕 Yu Ito, cello
「『とても高い個々の技術を備えた3人の素晴らしい奏者』、そして『ピアノ三重奏としてのサウンドと精神』。優れたピアノ三重奏を形成するこの2つの要素が、完璧なバランスでした。」
-ヴァンサン・コック(トリオ・ヴァンダラー, ピアニスト)<音楽の友>-
「幅広いレパートリーで、類まれなほど多才であり、優れた洞察力を伴った演奏を披露。」
-<The Strad>-
「若く秀逸な葵トリオが幅広い音楽を披露。エネルギーに満ちた技巧的な演奏で、ヨーロッパからアジアにわたる、古典から現代作品までを展開。」
-<Deutschlandfunk>-
第67回ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で、日本人団体として初の優勝を受賞した、現在最も注目を集めるピアノ三重奏団。ピアノ三重奏の王道演目だけでなく、演奏機会の少ない作品や邦人作曲家の曲目にも光を当てる活動が高い評価を得ており、ピアノ三重奏の世界を開拓し続けている。
東京藝術大学、サントリーホール室内楽アカデミーで出会い、2016年に結成。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」に共感して名付けた。
これまでに国内の主要ホールのほか、ドイツ、イタリア、フランス、チェコなどヨーロッパ各地で出演。2021年に札響とベートーヴェンの三重協奏曲を、名古屋フィルとカゼッラの三重協奏曲を協演。2023年にはアンサンブル金沢と金沢、名古屋、大阪の3都市でベートーヴェンの三重協奏曲を演奏し、各地で絶賛された。2024年にはシンガポール室内楽フェスティバルに招待されている。紀尾井ホールでは2021~2023年度のレジデント・シリーズを務め、サントリーホールとは2021年から7年間のプロジェクトが進行している。近年では室内楽マスタークラスなどで後進の育成にも参加している。
4枚のCDをリリースして、すべてがレコード芸術誌で特選盤に選ばれ高い評価を得ている。
第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22回ホテルオークラ音楽賞を受賞、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。
公式ホームページ:
http://aoitrio.com/
*やむを得ない事情により日時・内容等の変更、中止等がある場合がございます