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モーツァルト ディヴェルティメント弦楽三重奏曲 変ホ長調, K.563(毛利 文香&近衞 剛大&ミョンジョン・キム)

2024年11月21日 [木]
開場18:30 開始19:00
渋谷美竹サロン

出演

毛利 文香(MOHRI Fumika)Violin
2012年、第8回ソウル国際音楽コンクールにて、日本人として初めて、最年少で優勝。2015年、第54回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールにて第2位、エリザベート王妃国際音楽コンクール2015にて第6位入賞。2019年、モントリオール国際音楽コンクール第3位入賞。これまでに、川崎市アゼリア輝賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞、京都・青山音楽賞新人賞、ホテルオークラ音楽賞を受賞。
ソリストとして、神奈川フィル、東京フィル、東京シティフィル、東京響、群馬響、大阪響、ブリュッセルフィル、クレメラータ・バルティカ、ヨーロッパ室内管など、国内外のオーケストラと共演を重ねるほか、サー・アンドラーシュ・シフ、アブデル・ラーマン・エル=バシャ、タベア・ツィンマーマン、堤剛、今井信子、伊藤恵などの著名なアーティストとの共演も数多い。また、宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭、NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」、イタリア・チェルヴォ音楽祭、クロンベルクアカデミー・フェスティバル、ラ・フォル・ジュルネ、シャネル・ピグマリオン・デイズ、東京・春・音楽祭等に出演。録音は、2023年6月にナクソスより『サン=ジョルジュ:ヴァイオリン協奏曲集 第3集』をリリース。
ヴァイオリンを田尻かをり、水野佐知香、原田幸一郎、ミハエラ・マーティンの各氏に師事。桐朋学園大学音楽学部ソリストディプロマコース、及び洗足学園音楽大学アンサンブルアカデミー修了。慶應義塾大学文学部卒業。ドイツ・クロンベルクアカデミーを経て、ケルン音楽大学を最高点の成績で修了。
オフィシャルHP https://www.fumikamohri.com/


近衞 剛大(KONOE Takehiro)Viola
4歳よりコーシェ・ワイゼンベーク女史のもとでヴァイオリンを始める。アムステルダム音楽院にてヴィオラを今井信子、フランシアン・シャットボーンの両氏に師事。現在、ドイツ・ベルリンを拠点とし、ソリスト、室内楽奏者として国際的な演奏活動を行っている。
2023年、2018年にARDミュンヘン国際音楽コンクール第3位、2023年大阪室内楽コンクールにカピバラ・ピアノクァルテットのヴィオラ奏者として出場し第1位を受賞。2022年オスカー・ネドバル・コンクール第1位、2020年ヨハネス・ブラームス・コンクール第1位、2017年アムステルダム全国ヴィオラコンクール第1位を受賞。また、2018年第4回東京国際ヴィオラコンクールではファイナリストとなり、サントリー芸術財団賞を受賞。
オーケストラとの共演では、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン交響楽団、ナポリのカゼルタ室内管弦楽団とそれぞれY.ボーエンによるヴィオラ協奏曲、A.ホフマイスターによるヴィオラ協奏曲を演奏。2018年には、オランダ・ロッテルダムで開催された第45回国際ヴィオラコンクールでM.クニッゲのヴィオラ協奏曲を演奏。2017年夏には日本でソロリサイタルツアーを行う。ヴィオリストでもある双子の姉、近衞麻由との共演も多い。キンダー・プリンセングラハト・コンサート(アムステルダム)、コンセルトヘボウ、ブラジル・ジョアンペソアで開催されたムジカ・クラシカ国際音楽祭など、幅広く共演している。2015年プリンセス・クリスティーナ・コンクールでは第1位を受賞。その後、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニエッタ・ロッテルダムとW.A.モーツァルトによるシンフォニア・コンチェルタンテを共演した。
室内楽では、リヒテンシュタイン国際音楽アカデミーのアンサンブル・エスペランサに所属し、2017年にリリースしたデビューCDは、2017年国際クラシック音楽賞で特別功労賞を受賞した。また、ピアニスト、故メナヘム・プレスラーのマスタークラスではルーカス・ユッセンとシューマンのピアノ五重奏曲を、ルーベンス弦楽四重奏団とドヴォルザークの弦楽五重奏曲を共演。他にも、ニーノ・グヴェタッツェ、パオロ・ジャコメッティなど世界的に著名なピアニストとの共演も多い。ジュネーブで行われる小澤征爾国際アカデミーに2018年から2022年まで受講。
使用楽器は1991年にロジャー・ハーグレイブによって製作されたカルロ・ベルゴンツィのコピー。

ミンジョン・キム(MINJOUNG Kim)Cello
1995年、韓国生まれ。 6歳よりチェロを始め、13歳よりチョン・ミョンファ氏の指導を受ける。韓国国内の数々のコンクールで優勝を重ね、2004年にソウル・クムホアートホールにてデビュー。
2014年10月よりバーゼル音楽院にてイヴァン・モニゲッティ氏のもとで学び、ソル・ガベッタ氏からも薫陶を受ける。バーゼル音楽院を卒業後、マドリード・ソフィア王妃高等音楽院にてアーティスト・ディプロマを取得。 パウロ国際チェロ・コンクール(ヘルシンキ)、マッツァクラティ国際チェロ・コンクール(トリノ)、フォイアマン・コンクール(ベルリン)、ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール(東京)、プラハの春国際音楽コンクール、ジュネーブ国際音楽コンクールなど、数々の国際コンクールで入賞。2023年には、カピバラ・ピアノ四重奏団として大阪国際室内楽コンクールで優勝した。
これまでに、スイスのMigros KulturprozentとRahn Kulturfondsから奨学金を授与される。ヴィラ・ムジカ室内楽フェスティバル、小澤征爾スイス国際アカデミー、マールボロ音楽祭などの音楽祭にも継続的に参加している。
現在、クロンベルク・アカデミーにて、ヴォルフガング・エマニュエル・シュミット氏のもとで研鑽を積んでいる。

プログラム

W.A.モーツァルト:ディヴェルティメント弦楽三重奏曲 変ホ長調, K.563

チケット情報

こちらの公演の一般ご予約開始日は9月19日(木)10:00となっております。

当日、現地払いでお願いいたします。

5,500円(一般・全席自由席)
5,000円(会員・指定席あり)
2,500円(学生・全席自由席)

※会員のご紹介はこちら
http://mitakesayaka.com/regular-member

★8Fラウンジにてウェルカムドリンクとお茶菓子をご用意しております。

お問い合わせ先

主催渋谷美竹サロン/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com

3つの弦楽器で紡ぎ出す、
燦然と輝くモーツァルトの大作、ディベルティメントK.563!


モーツァルトがこのK.563を作曲したのは、かの「ジュピター」他、最後の3つの交響曲を完成した1788年の創作意欲が旺盛だった頃だ。
「ディヴェルティメント」と聞くと、軽快なリズムで親しみやすい旋律の楽しい音楽をイメージする。
しかし、このK.563は愉しい音楽だけでなく、まさにモーツァルト音楽の真髄を突いた、洗練された精神性の高い作品だ。
演奏時間は約45分と長編で、モーツァルトのディヴェルティメントで唯一の弦楽三重奏という珍しい編成となっている。
一人一人の高い演奏技術と音楽的な対話が求められるが、毛利 文香&近衞 剛大&ミョンジョン・キムによる名手たちがそれぞれの個性を活かしながら、美しく調和のとれた演奏を聴かせてくれるだろう。