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7月22日18:00~ 鈴木舞 ヴァイオリンコンサート(ピアノ 渡邊 智道)

2018年07月22日 [日]
開場17:30 開始18:00
渋谷美竹サロン

出演

ヴァイオリン鈴木 舞

プログラム

リリー・ブーランジェ:ノクターン、コルテージュ
ルクー:ヴァイオリンソナタ
サラサーテ:カルメン幻想曲
フランク:ヴァイオリンソナタ

*プログラム等は、やむを得ない事情により、 変更になる場合がございます。

チケット情報

限定50席

当日、現地払いでお願いいたします。
4,000円(一般・全席自由席)
3,500円(会員・指定席あり)
2,000円(学生・全席自由席)

※会員のご案内はこちら

★8Fラウンジにてウェルカムドリンク、お菓子をご用意しております

お問い合わせ先

主催美竹清花さろん/株式会社ILA
03-6452-6711
070-2168-8484
info@mitakesayaka.com
〜フランクから夭折の天才、ルクーへ。ベルギーの系譜〜


演奏に寄せて
ピアニストの渡邊さんにお会いしたのはつい最近のこと。美竹清花さろんでの私のリサイタルに、ピアノの譜めくり役で来てくれた彼が、打ち上げの席で「ルクーのソナタを弾いてみたいんですよね」とつぶやきました。

それを聞いていたオーナーの渡辺さんが「是非ここで実現しましょう!」と即決。

かねてから挑戦したいと願ってきた、魅力的な作品を弾くチャンスが、こうして突然におとずれたのです。
今回はこのルクーと、ルクーの師匠であったフランク、二人のベルギーの作曲家のソナタを軸に、私がこれまで大切にしてきた作品ばかりでプログラミングしてみました。

今年生誕100年を迎えるブーランジェは、フランス女流作曲家の可愛らしい小品。私のデビューCDにも収録しましたが、弾いていても思わず微笑みがこぼれそうになる、そんな素敵な前菜からお楽しみください。

オペラ「カルメン」はワックスマン、フバイ、ドルドラなどの作曲家がバイオリンの為に編曲していますが、中でもサラサーテののものが一番洗練されており、原曲の良さ、そして気高く美しいカルメンか生きているように思います。

フランクはヴァイオリニストにとって避けては通れない大切なレパートリー。私はこれまで東京、ローザンヌ、ザルツブルク、ミュンヘンと移り住んできましたのですが、その度に自分が演奏するフランクのイメージが少しずつ変化してきたと感じています。今回はどんなイメージが皆様にお届けできるか、私も楽しみにしています。


プロフィール
鈴木 舞(すずき・まい) Violin

神奈川県出身。2005年大阪国際音楽コンクールグランプリ、2006 年日本音楽コンクール第2 位、2007年チャイコフスキー国際コンクール最年少セミファイナリスト、2011年アンリ・マルトー国際コンクールファイナリスト。2013年ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリンコンクール(クロアチア)で第1位、オーケストラ賞。オルフェウス室内楽コンクール(スイス)第1位。2016年スピヴァコフ国際ヴァイオリンコンクール第2位。
東京藝術大学を卒業し、ローザンヌ、ザルツブルグ、ミュンヘンでピエール・アモイヤル、インゴルフ・トゥルバンに師事。在学中より内外でリサイタルやコンサートに出演し、小林研一郎、円光寺雅彦、飯森範親、金聖響、ニコラス・ミルトン、ヨルマ・パヌラ、イヴァン・レプシッチらの指揮で、読売日響、東響、日本フィル、東京シティフィル、山形響、日本センチュリー響、名古屋フィル、広島交響楽団、神奈川フィル、ホーフ響、クロアチア放送響、ザグレブ・ゾリステンと、バッハ、ベートーヴェン、パガニーニ、ラロ、シベリウスなどの協奏曲を演奏している。
東京交響楽団と録音したベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲~第3楽章、マスネ:タイスの瞑想曲が日経ミュージックセレクションCD「モーニング・イン・クラシックス」に収録された。
最近ではフィンランド・クオピオ交響楽団と共演したショスタコーヴィチ第1番、チェコ・モラヴィアフィルとのモーツァルト第5番、クロアチア・ザグレブフィルとのメンデルスゾーン、スイス・ローザンヌ室内管やクロアチア・ドゥブロヴニク交響楽団とのプロコフィエフ第2番などが高評を得ている。
将来を嘱望される新世代のヴァイオリニストとして、2012年度シャネル・ピグマリオン・デイズ・アーティストに選ばれた。2012-13年度文化庁芸術家在外派遣研修員、2015-16年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。2017年度メニューイン・ライブミュージック・ナウ(ドイツ)奨学生。2017年7月にはフランス・コルマール音楽祭にリサイタル・デビューし、9月にデビューCD「Mai Favorite」をリリース。
使用楽器は1683年製のニコロ・アマティ。ミュンヘン在住。
http://maiviolin.com/


渡邊 智道(わたなべ・ともみち) Piano

大分県別府市出身。
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業、東京芸術大学卒業。
大分にて、ピアノを島岡恵子、中島利恵、塩手美子、木下文葉に、音楽理論を田村陽子に師事。上京後、2016年まで植田克己に師事。
2016年日本音楽コンクール・ピアノ部門で第3位受賞を区切りとし、その後は昔の偉大な巨匠達が体現し、次世代に伝えんとしていた真の芸術としてのピアノ奏法、響の在り方の追求、復活、伝承を求めて活動。ピアノ芸術研究会講師も務める。また、各地で協奏曲客演、独奏、伴奏、室内楽で独自の活動を展開。その他作詩、作曲、文筆、脚本執筆においても活動を展開。
2018/9/9、17時より代官山教会にてNYスタインウェイ「ローズウッド」を使用したリサイタル、公開録音会を予定。 ongakutankyu@yahoo.co.jp(予約用)